奈良公園で激写された〝野生のダブルピース〟に19万人驚たん 「人間入ってる」「ヒトヒトの実食べた?」
2025年4月12日(土)8時0分 Jタウンネット
桜の季節になると思わず浮かれてはしゃぎたくなってしまうのは、何も人間に限った話ではないかもしれない。
そんなことを思わせる1枚の写真が、X上で注目されている。
風景や動物の写真を撮影している大阪府在住のフォトグラファー・ぺーやん(@Peyan_Photo)さんが2025年4月7日に投稿したのは、美しい桜の木をバックにた、何頭かのシカたちの写真。
そのうちの一頭、首輪のようなものを付けた個体はなんと、2本足でスクっと立ち上がっている。
さらに視線はバッチリとカメラの方へ。両の前足なんて、顔の辺りまでハンズアップしている。これはどう見ても、ダブルピース! いや、ただの〝ひづめ〟なんだけど......。
そう分かってはいても今にも「お花見サイコ—!」と叫びそうなご陽気ポーズに見えてしまう。シカ社会の中にも、人間で言う「パリピ」系の子がいるということだろうか......?
Jタウンネット記者は8日、撮影者・ぺーやんさんに話を聞いた。
ダブルピースの真相は...
ぺーやんさんが「パリピ」なシカと出くわしたのは7日午前中、奈良公園(奈良市)でのことだ。
この日は、奈良県各所の桜を撮って回っており、午前10時頃から奈良公園で撮影を行っていたという。
奈良公園なので、当然、そこには鹿がいる。ぺーやんさんは彼らと桜を一緒に写すことにした。
すると、ぺーやんさんの目の前で鹿同士の喧嘩が勃発! その様子を撮影しようとシャッターを切ったところ、話題の一枚を撮ることが出来たという。
「奈良公園は頻繁に訪れていて、喧嘩をしてる所はたまに見かけますが、ここまで真正面を向いてピースをしてるような瞬間を撮れたのは初めてで、嬉しさより面白さが勝って笑いをこらえるのが大変でした」(ぺーやんさん)
実際は喧嘩の最中の様子だったが、写真だけを見るとなんとも「お調子者」に見えるシカの姿に、X上では19万件以上のいいね(10日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「に...人間入ってるw」
「最高にチョケてていい一枚w」
「ヒトヒトの実でも食べたんだろか?」
「鹿生3周くらいしてそうですね笑」
なお、喧嘩をしていた鹿たちはその後、無事に仲直りをした様子だったとのことだ。