安倍政権が導入を決めた「イージス・アショア」が危険すぎる! 一番ヤバいのは秋田県、事故隠蔽の過去、●●発生も!

4月10日(水)9時0分 tocana

イージス・アショア 画像は「Wikipedia」より引用

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 安倍政権がアメリカから買うことを決めたイージス・アショアは、強力なレーダー網とそれにリンクしたミサイル防衛システムからなる新兵器だ。たった2基で日本全土をカバーできる最強の防衛システムとの触れ込みだが、予想以上の価格とアジア情勢の変化から、このまま購入に踏み切っていいものかどうか、国会でも論議になっている。


 価格以外にも問題はいくつかあって、攻撃兵器にも簡単に転用できたり、防衛システムとしての精度に疑問符がついたりしている。だが本稿では、このように強力なレーダーを持つイージス・コンバット・システム(名称はロッキード・マーティン社のウェブサイトに準ずる)を地上配備するリスクについて説明したい。


【その他の画像はコチラ→https://tocana.jp/2019/04/post_91531_entry.html】


■イージス・アショアの実態


 イージス(Aegis)とはギリシャ神話の戦う女神アテナの持つ盾の名前、アイシス(Aigis)をもじった名前だ。アイシスはあらゆる邪悪をはねのける力を持つ。イージスはそれをもじった名前で、現代戦における地球上最強の防衛システムの名にふさわしい。


 イージス・コンバット・システムは海洋で使うことが前提となっている。そして自衛隊に納入されていることでわかるように、基本的には防衛のためのシステムである。イージスが盾なら、ミサイルは最強の矛(ちなみにミサイルの語源はラテン語で「投げる(mittere)」と意味そのまま)だ。矛を通さない盾、それがイージスシステムである。イージス艦という専用の艦艇に積まれているイージス・コンバット・システムは、自国に飛来したミサイルをレーダーで捉え、迎撃ミサイルを発射して、洋上で撃墜することを目的としている。


 それを船ではなく、地上用の装備にしたのがイージス・アショアだ。イージス・アショアに関する国会の質疑で、「なぜイージス艦ではなくイージス・アショアを買うのか。イージス艦の数も8隻に増やすのに、本当に必要なのか?」と聞かれた安倍首相が、「自分の自宅から通えるから」と答えて、与野党ずっこけるという珍事もあった。とはいえ、なぜイージス艦ではダメなのか?


 自衛隊がリリースしている資料『イージス・アショアについて』(PDF)によれば、「イージス艦は、整備や補給の関係で港に戻る必要があり、24時間365日対応することが困難」だからだ。


 もし安倍首相が本気で、自衛隊員が自宅から通えるというだけの理由で、6000億円以上(当初は1基1000億円と言われていたが、どんどん高くなった)もする兵器を買ったのなら、そんな人には政治をやめてもらわないと困る。安倍首相の発言を忖度するならば、「海上自衛隊の艦艇勤務は非常に過酷だ、という防衛省からの説明が印象に強く残っていた」ということになるのかもしれないが。


 さらに気になるのは、実際のところ、これまで海上で運用してきた設備を「自宅から通える」ような場所に置いて大丈夫なのか? ということである。


 自衛隊では、秋田県の陸自新屋演習場と山口県の陸自むつみ演習場をイージス・アショアの配備候補地としている。


 山口県の陸自むつみ演習場は山中だが、秋田県の陸自新屋演習場のわずか数キロメートル東には秋田県庁や市立病院、秋田駅などがある。「人家が近い」どころか、秋田県の中心部なのだ。


■イージス艦が大停電の原因に!?


 イージス艦の母港である横須賀市では、カーナビが狂う、テレビが映らなくなるなどの電波障害が多いという噂があり、それはイージス艦をはじめとする軍艦の影響だと言われている。ただの都市伝説で、軍艦に対するマイナスイメージからくるものだろうと思っていた。ところが、軍事関係者に話を聞くと、実際にそうした事故が起きたことがあるというのである。


 噂によると、入港したイージス艦の整備中、誤って搭載したレーダーが起動してしまった。レーダーの向いた先に変電所があり、レーダー波を受けた変電所では過電流によってブラックアウトが起き、市内の数万世帯が停電したという。原因となったイージス艦では事件を隠ぺい、関係者や乗組員には箝口令が敷かれたという。もしそんなことが知れ渡れば、イージス艦帰港反対運動が始まってしまうかもしれない。当然、補償問題にも発展するだろう……。


 陰謀論のような怪しげな話だが、私がこの話を聞いたのはセキュリティ企業の関係者だ。国関係の仕事も請け負っているので、あながちウソとは思えない。


 では仮に、イージス艦のレーダーが誤作動したとして、本当にそんな大停電は起きるのか?


 レーダーは電磁波を発射して、それを対象物にぶつけて反射させて距離をはじき出す。遠くの対象を見つけようと思えば、遠くまで電磁波を届かせなければならず、それに比例して出力は増加する。半径300kmをカバーするイージス艦のレーダーは当然高出力となる。


 電磁波は電力に変換可能だ。レーダーは電気によって電磁波を発生させるわけで、その逆も起きる。もし変電所のような電力施設に高出力の電磁波が照射されたら? 変電所のトランスや電気設備に余分な電流が流れ、それが設定値を越えれば破損する。


 以前、北朝鮮が「成層圏で核爆発を起こして電磁波攻撃をかける」と脅かしていたことを覚えている人も多いだろう。核爆弾は爆発と同時に強力な熱線をまき散らす。これは広い帯域の電磁波でもあり、この電磁波によってコンピュータ網や通信網、電力網が破壊されるのだ。戦術兵器として、限定された対象を電磁的に棄損させる電磁波爆弾や電磁波ミサイル、自動車などで運搬可能なタイプもあり、次の戦争の主役は電磁波兵器になるとの予測もある。


 イージス艦(海上自衛隊の場合、ミサイル護衛艦)はSPY-1というレーダーを積んでいる。その出力が6MWだ。電磁波爆弾に使われるマグネトロン(電子レンジにも使われている電磁波発生装置)の出力が3〜8MW(『IoT時代の電磁波セキュリティ』科学情報出版)なので、出力で言えばほとんど変わらない。万が一誤射すれば、電磁波兵器と同レベルの被害が出てもおかしくない。


 アメリカでのイージス・アショアの配備は砂漠のど真ん中だ。日本では街中で動かしても本当に大丈夫なのか? イージス・アショアはイージス艦のレーダーより桁違いに強力(次世代のSPY-6の場合)で、半径1000kmまで届く。


 6000億円かけて、秋田市内大停電! なんてことにならないだろうか? 横須賀どころの騒ぎじゃすまないと思うのだが。


 核兵器を含むミサイル兵器を無効化できる上、建物や人的被害なしに国の経済を壊滅させられるとあって、すでに世界の趨勢は電磁波兵器で、米ロ中で熾烈な開発競争が進んでいる。そんな中、日本はというと、宮古島・石垣島で対電磁波兵器訓練を自衛隊が計画したところ、携帯電話が使えなくなるかもしれないと総務省が訓練を中止させているという。マヌケどころか日本はどうするつもりなのか、問い正したいところだ。


 ちなみにイージス・アショアで電磁被害が出るかどうか、自衛隊では検討中(検証中ではない)だそうである。本当に大丈夫なのか、日本?


(文=久野友萬)


※画像は、イージス・アショア 「Wikipedia」より引用

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