出たり入ったり、悩んだり困ったり... 表情豊かな「回収ボックス」が可愛すぎると大人気

2022年4月14日(木)17時38分 Jタウンネット

空き缶やペットボトルを入れるとき以外、自販機横の「回収ボックス」を意識することはないかもしれない。

しかし、そんな存在も観察を続けてみると、実は面白かったりする。

こちらは、画家の永山裕子さんが2022年4月10日、自身のツイッターアカウント(@yuko_nagayama)に投稿した4枚の写真。

所定のスペースからちょっとだけ飛び出したり、首をかしげるみたいに蓋がずれていたり、紙コップらしきものを突っ込まれて穴がふさがってしまったり。

並べてみると、回収ボックスというものは意外と表情豊かなのだ。永山さんはこれらの写真に、次のような呟きを添えている。

「出たり困ったり悩んだりしている」

「ロボットみたいで可愛い」

永山さんの写真を通じて見る回収ボックスはまるで、ディズニー映画「ウォーリー」の主人公であるロボットのよう。見ていると愛着が湧いてきて、紙コップを入れられている写真なんかは「誰がこんなひどいことを!」という怒りまで生まれてくる(回収ボックスは「ごみばこ」じゃないので、ごみを捨ててはいけません!)。

投稿は4月12日18時30分時点で、約9500件のリツイート、約6万件のいいねが集めるなど大反響で、リプライ欄は「かわいい」の大合唱。また、

「斬新な視点ですね 言われてみると面白いけど、これを思いつける人ってなかなかいないと思う」

といった声も寄せられている。

永山さんはなぜ、回収ボックスを撮り続けていたのか。12日、Jタウンネット記者が本人を取材したところ、こんな回答があった。

「場所はJR大塚駅の近くです。自分のスタジオに行く時や、買い物、帰宅時に必ず通る道にいる回収ボックスで、見るたび表情が違っているのが面白く、写真を撮っています。
どこにでもある回収ボックスなのですが、周りを仕切られ回収ボックスの居場所があると、余計に定位置、飛び出しなどが強調されて、面白いんです」

回収ボックスの魅力にひそかに気づいていた永山さんは、「誰にも共感されないだろう」と思いそっとツイートしたのだが、その結果は前述の通り。

「自分だけが可愛いと思っていたら、共感してくれる人がいたことに驚いています」(永山さん)

この日もいつも通り回収ボックスを撮影して、その際に「なんかあんたのこと、みんな可愛いって言ってるよ」と教えてあげたそうだ。

Jタウンネット

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