アサヒビール、7年ぶりの新スタンダードビール「アサヒ ザ・ビタリスト」を発売
2025年4月15日(火)9時46分 マイナビニュース
アサヒビールは、2025年4月15日に発売となる「アサヒ ザ・ビタリスト」の新TVCM「うまさが輝く、苦みがある。」編を同日から放映するのに先駆け、「アサビ ザ・ビタリスト CM発表会」を、東京・新宿の歌舞伎町シネシティ広場にて開催した。
「うまさが輝く、苦みがある。」と謳われた「アサヒ ザ・ビタリスト」について、「本気のうまさに挑戦してきたアサヒビールから7年ぶりの新スタンダードビール」というアサヒビール マーケティング本部 新ブランド開発部 部長の西村壮一郎氏は、「ビールの新しい時代の幕開けを皆様とともに迎えられることをとても嬉しく思っております」と、まずは感謝の言葉を述べる。
ビールのうまさを常に追求し続けてきたアサヒビールには、「スーパードライ」「マルエフ」といった時代を超えて愛されているスタンダードビールがあるが、その成功体験がある中、あえて“苦み”という新しい切り口の新商品開発に挑んだのは「ビール好きのお客様」が理由だという西村部長。
「たくさんのビール好きのお客様と対話する中で、ビール全体の約7割を消費するヘビー・ミドル層の約6割がビールに苦みを求めている」とのことで、この気づきに着目したビール開発者の発案で、「ザ・ビタリスト」の開発がスタートしたと振り返る。
そして、同社の販売サイトにて数量限定で発売したところ、約8割から一般発売への期待の声が上がり、「スッキリしていて飲みやすい」「ただ苦いのではなく、うまみのある苦さ」との評価を獲得。それらの声をもとに、さらなる改良を重ね、発売に至ったことから、「まさにビール好きのお客様と一緒に作ったビールです」と自信を覗かせる。
「アサヒ ザ・ビタリスト」のパッケージデザインは、大きな“アサヒロゴ”を270度配置し、新スタンダードビールとして、王道感、定番感を表現。黒×ゴールドの配色によって、シンプルかつビール好き向けの商品であることが強調されている。
そして、「アサヒ ザ・ビタリスト」の“苦み”のうまさを引き立てるこだわりについて、「キーワードは伝統×革新」という西村部長。
酵母は、「アサヒ スーパードライ」にも使用されている318号酵母を採用することで、商品の特徴である苦みに、アサヒビール伝統のキレが掛け合わさり、「今まで体験したことがない味わい」を楽しむことができる。
一方、ホップには、爽やかな香りと苦味が特徴の「タラス」と「ヘルスブルッカー」を採用。アサヒビールとして初めて採用したタラスホップの、柑橘の皮のようなビターでクリーンな「香り」が、より一層、爽快な「苦み」を引き立てている。
この伝統の酵母と革新のホップの組み合わせによって、爽快な苦みをもたらす突き抜けるうまさを実現し、「新しいアサヒの新定番の味わいが誕生しました」と自信を覗かせる西村部長は、「私達がこのブランドに込めた思いは、ビールだけでなく、人生においても苦みを愛する大人への敬愛の念」と続け、「一口飲むと感じられる爽快な苦み、柑橘の皮を思わせる香り、キレのある後味、ザ・ビタリストのこの3つの味わいをぜひお楽しみください」と締めくくった。
○新CMから水上恒司と吉川愛がゲストで登場
ティザーCMは真田広之のみの出演だったが、4月15日から放送される新TVCMには、真田広之に加え、二階堂ふみ、水上恒司、そして吉川愛が出演。CM発表会には、水上恒司と吉川愛がゲストとして登壇した。
CMのオファーを受けて、「非常にうれしいことでした」という水上は、7年ぶりの新商品ということだけでなく、「小さいときから流れていたアサヒのCMに出られるだけでもうれしい」と喜びを隠さず、CM撮影時は、「苦みがいかにおいしい苦みであるかを表情で表現する」ことに苦労しつつも、「お酒を飲みながら撮影ができて、気持ちの良い撮影でした」と笑顔を見せる。
一方、子役時代からずっとお酒のCMに憧れていたという吉川は、「ついに大人になったんだ」と感慨深げ。初めてのビールのCMということで、撮影時は「目や表情でいっぱい伝えなきゃ」と工夫を凝らしつつも、「実際に飲んで、本当においしかったので、それがCMに反映されている」と振り返った。
また、「ビールが大好き」という吉川は、「アサヒ ザ・ビタリスト」を口にして、「苦みがガツンと来るんですけど、爽やかな味」と表現。「ビール初心者の方でもとても飲みやすいので、ぜひ試してみてほしい」とのメッセージを送った。