新型コロナ渦中にオンライン通販で売上が伸びた商品、落ち込んだ商品を図解してみたら、「次の一手」が見えた

4月16日(木)19時0分 FINDERS

文:chopsticks

新型コロナウイルスの流行による買い占め騒動が話題になる一方で、売上が激減し頭を抱える事業者も少なくない。2023年には6.5兆ドルに達する見込みのオンライン通販は、新型コロナウイルスにどのような影響を受けているのだろうか。

『Visual Capitalist』が小売情報会社Stacklineの調査に基づいて今月8日に発表した、新型コロナ渦中の2020年3月時点と昨年の2019年3月時点のオンライン通販の売上を比較したインフォグラフィックを公開した。

売上が伸びた商品トップ10

まずは、新型コロナ渦中にオンライン通販での売上が伸びた商品トップ10を紹介する。

1位 使い捨て手袋(670%増)
2位 ホームベーカリー(652%増)
3位 咳止め薬(535%増)
4位 スープ缶(397%増)
5位 米・穀物(386%増)
6位 レトルト食品(377%増)
7位 フルーツカップ(326%増)
8位 ウエイトトレーニンググッズ(307%増)
9位 ミルク・クリーム(279%増)
10位 食器洗い用品(275%増)

ランキングを概観してみると、医療関連商品や災害の備えとなる食品の売上が特に伸びていることが分かる。

しかし、何よりも注目すべきはホームベーカリーやウエイトトレーニンググッズの売上が伸びているということだろう。消費者が孤独な生活にポジティブな変化を求めていることが推察される。Amazonで最も売れているホームベーカリー、クイジナート社のCBK110は現在売り切れ中だ。また、GlobalWebIndexの調査によると、85%の人が隔離されている中で何かしらの運動を行っており、40%が隔離解除後も続けると答えているという。

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売上が落ち込んだ商品ワースト10

続いて、新型コロナ渦中にオンライン通販での売上が下がった商品ワースト10を紹介しよう。

1位 スーツケース(77%減)
2位 ブリーフケース(77%減)
3位 カメラ(64%減)
4位 メンズ水着(64%減)
5位 婚礼衣装(63%減)
6位 メンズフォーマルウェア(62%減)
7位 レディース水着(59%減)
8位 ラッシュガード(59%減)
9位 ボーイズアスレチックシューズ(59%減)
10位 ジムバッグ(57%減)

ランキングに名を連ねている商品を見ると、イベントや休暇のキャンセルの嵐が人々の消費行動に大きな影響を与えていることが伺える。例えばスーツケースやカメラ、水着などの売上ダウンは旅行自粛の影響、婚礼衣装の売上ダウンは結婚式自粛の影響によるものだろう。

これらの劇的な消費活動の変化は新型コロナウイルスによる一時的なものであると考えられるが、いつになったら平常に戻るのか、皆目見当がつかない。ただ、今回の騒動による需要の増減データは今現在、苦境に立たされている事業者にとってはもちろん、未来の事業者にとっても貴重なものになるだろう。

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