何もない賃貸の部屋に真っ白なアイテムを組み合わせて…… “モデルルーム”級の仕上がりに「神やわ」「かゆいところに手が届く」
2025年4月16日(水)20時5分 ねとらぼ
白い部屋で白いデスク環境を構築
●白で統一しよう
投稿者は、えすきーさん。新たに生活環境を作る機会があったため、モデルルームのような白いアイテムだらけのデスク環境に仕上げようと思い立ったそうです。
今回のコンセプトは白いアイテムでそろえつつ、見栄えや使い勝手を考慮してコードが見えないような配線を意識。賃貸住宅で構築するため、退去時に復旧することも視野に入れています。
●デスクを選ぶ
デスク天板や昇降デスク本体などのアイテムを購入する際は、メジャーを使ってそれぞれのサイズ感をしっかり把握し、部屋に置いた際の状況をイメージすることが大切。中には非常に重い物もあるため、組み立てる際は家族や友人に協力してもらうか、組み立てサービスを利用するよう注意を促しています。
今回は白いデスクトップPCを卓上に置いて“魅せる”ため、重量や在庫状況を考えて幅が160センチで、奥行きが70センチのデスクを購入。丈夫な天板は35.6キロもあり、昇降デスク本体は22キロという重さです。
床を傷つけないよう緩衝材を敷いて組み立てて、どうにかひっくり返したらデスクは完成。デスク裏の壁を間接的に光らせるため、マスキングテープの上からインテリアテープライトを貼り付けます。
●配線も徹底的にこだわる
配線時に活躍するのはケーブルトレイ。各種のケーブルや電源タップも収めなければならないので、取り付けられる中で最も大きいサイズの物をデスク下に設置しました。ケーブル用のモールやスリーブなどの商品を駆使し、コンセントとデスクの間もきれいに配線します。
イスも白い物を選択。えすきーさんは、これまでゲーミングチェアを使っていましたが体に合わず姿勢が悪くなってしまったそうです。そこで自分の体に合いそうな、手が出しやすい価格のイスを新しく購入。長時間作業しても快適に過ごせるようになりました。
デスクトップPCは中のパーツまで白い物がほしかったので自作。モニターは同じ商品を2つ購入し、格好良く配置するべくモニターアームも2セット導入しました。結束バンドを使い、アームを曲げても引っ張られない位置でケーブルを固定。ケーブルが垂れ下がらないように固定するとスッキリして見えるそうです。
●机の上に置くアイテム
PCを操作する上で欠かせないキーボードとマウス、さらには板タブレットとマウスパッドも白色の物を用意。特に板タブレットは、黒い商品ばかりだったためハードオフで買った白いジャンク品を修理して使えるようにしました。何という徹底ぶり!
デスクに置くスピーカーと卓上時計、左手デバイスももちろん白。Nintendo Switchはコントローラーとドックに白いカバーを付けて部屋のコンセプトに合わせています。
えすきーさんが契約した部屋は壁や建具が白で統一されており、きれいですが今のままではやや殺風景。そこで白い掛け時計とアクセントとして機能するフェイクグリーン、アートパネルを導入しました。
●照明も工夫した結果……
照明は、部屋を均等に照らせるよう賃貸住宅でも使える簡易取り付け型のダクトレールに、3つのスポットライトと、2つの小さいシーリングライトを設置。自分が生活する空間の明るさを確保しつつ、壁面も明るく照らしておしゃれな雰囲気に仕上げます。
完成したデスク環境は掃除もしやすく非常に実用的。コメント欄には、「かゆいところに手が届くただの神動画でした」「こんな細かく説明してくれる動画神やわ」「かわいくなりすぎない白さ! 配線回りがすばらしいですね!」と絶賛の声が寄せられています。
えすきーさんは、X(Twitter/@esciii)アカウントも運営中。YouTubeチャンネル「えすきー」ではPCを自作する動画やオリジナル楽曲などを公開しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「えすきー」さん