【松屋】店舗限定「水煮牛めし」が手加減無しの超火力シビカラで美味いぞ!!「水煮牛肉」の戦闘力を持つ新型牛めし
2025年4月16日(水)14時0分 ロケットニュース24
昨年提供され、伝説的な激辛で話題となった「水煮牛肉」が、牛めしスタイルになったらしい。
あの辛さは凄まじかったが、しかし癖になるウマさを有したものでもあった。牛めしになっても火力とウマさは健在なのか、さっそく試してみることに。
・限定
取り扱いのある店舗は全国56店舗。一覧は松屋公式HPから確認可能だ。
券売機によると、ラインアップは2種類。単品と、豚汁セットだ。前者は600円からで、後者は810円からとなっている。
サイズ展開はこんな感じ。単品は小盛が600円で、特盛は990円。普段は一番デカいサイズを攻めるところだが、こいつに関しては元となった「水煮牛肉」が私の耐久限界に近い凄まじい火力だった。
もしこいつが私の防御力を超える激辛だった場合、対処できない。今回は戦闘力を調べる段階ということで、並盛でいこう。まあデフォルトで生卵がセットなので、マイルドなんじゃないかとは予想しているが。
ほどなくして出てきたのがこちら。ぱっと見は、普通の牛めしだが……
いや、まあまあ赤いな。そして香りの時点でシビカラ系であることが確信できる。
掘り返すと、肉の中から唐辛子と花椒がたっぷり出てくる。いやもうこれ絶対辛いじゃんね。
・別料理
軽く食べてみると……カラウマァァァアアアアア!!!! ああ辛い! 舌が焼ける!! しかしウマいッ!! まさに去年の「水煮牛肉」を思い出させる圧倒的火力!
まだ4月だが、食べている最中は早くも真夏の酷暑。ここに生卵を落とし、混ぜて食べると、このカラさが少しだけマイルドになり、新たなウマさに変化する。
……いや、待て。微妙に違うな……? 「水煮牛めし」は、「水煮牛肉」にあったあの辛い真っ赤なスープやキャベツ等が無い。
汁気と一部の野菜の喪失が、思いのほか肉の味わいにも変化を生じさせている気がする。生卵の影響もあるかと思うが、辛さはマイルドになっている。
しかし肉からはより濃厚に花椒フレーバーが染み出る。つまり、辛み成分ダウン、シビみ成分アップみたいな。同じレベルのキャラだけど、ステータス配分が違っている感じ。
そして「水煮牛肉」のDNAが4割に対し、牛めしのDNAが6割みたいな感じで、「水煮牛肉」の系統というよりは、名前の通り牛めしファミリーの一角という味わいだ。つまりこれは松屋史上、恐らく最も唐辛子と花椒の効いた、激辛牛めしだ。
言うまでもなく「水煮牛肉」と同様に人を選ぶ仕上がりで、今回も全く日和っていない。万人向けにしようという姿勢を完全に捨て去った調整のお陰で、過去にあった辛い系の牛めしとは異なる完全な新型になっている。
牛肉だけにフォーカスしたら、個人的には「水煮牛肉」よりも好きだ。「水煮牛めし」の乾いたシビカラ牛肉は、「水煮牛肉」とは違った美味さで可能性を感じさせる。
ちょっと思いついたのだが、牛皿スタイルでこの肉だけを1切れずつ食べながら、ビールでキュッとやりたい。様子見で並盛にしたが、特盛か、あたま大盛にビールを頼んでも良かったかもな。
参考リンク:松屋
執筆&写真:江川資具
Photo:RocketNews24.
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