日本酒を飲みながらVRで酒蔵見学!? 六花界オーナーシェフが仕掛ける「肉と日本酒の祭典」が革新的

4月16日(月)18時54分 Rettyグルメニュース

都内の桜は見ごろを終え、あっという間に過ぎ去ってしまったお花見シーズン。皆さん、花見酒は十分楽しめましたか?


「仕事が忙しくてどこにも行けなかった!」という人も、「まだまだ飲み足りない!」という人も、ご安心ください。この春、お花見よりも盛り上がる!? 肉と日本酒の熱いイベントが開催されます。


“日本一予約の取れない焼肉店”代表が仕掛ける「肉と日本酒の祭典」とは


そのイベントの名前は「The Project Japan vol.7 〜肉と日本酒の祭典〜」(以下、「肉と日本酒の祭典」)。主催者は、“日本一予約の取れない焼肉店”として有名な「六花界」グループ代表の森田隼人さん


肉と日本酒のペアリングをいち早く提唱したパイオニアであり、その斬新な発想と肉と日本酒への並々ならぬこだわりから、いまグルメ業界から大注目されている人物の一人です。



六花界グループ代表の森田隼人さん

六花界グループ代表の森田隼人さん




これまで、女性限定の日本酒と肉割烹「吟花」や、プロジェクションマッピングと和牛を融合させた「CROSSOM MORITA」など、肉と日本酒業界の常識を打ち破るような取り組みを続けてきた森田さん。


主催するイベントも、普通のグルメイベントとはひと味もふた味も違うはず。今回で7回目となる「肉と日本酒の祭典」は、果たしてどんな内容になるのでしょうか? 森田さんご本人に、イベントにかける思いを語っていただきました。



過去の「肉と日本酒の祭典」の全体写真

過去の「肉と日本酒の祭典」の全体写真




酒蔵VRに蔵元版TED!? テクノロジー×日本酒がおもしろい!


森田さん:イベントの主な内容はというと、全国から選りすぐりの日本酒を醸す蔵元たちが集まったり、六花界グループの絶品料理が振る舞われたり……と、ここまで聞けば一般的な日本酒イベントとの違いはないように思います。「肉と日本酒の祭典」が他のイベントと大きく異なるのは、「Education(教育)」「Experience(経験)」「Technology(科学技術)」の三本柱をコンセプトに掲げているところにあります。


「Education」は、イベントに参加することで来場者が学べるということ。「Experience」は、みんなでその瞬間を目撃して、経験として持ち帰るということ。そして今回最も大切だと森田さんが語るのが、3つ目の「Technology」です。


「”Technology”とひとことで言っても多岐に渡りますが、1つはVRです。参加者がVRゴーグルを被ると、なかなか足を運ぶことのできない酒蔵の中や工場の様子が、4K映像で360度体験することができます。東京にいながら酒蔵を体験してもらう、これも酒蔵のことを知ってもらう上では大切なことだと思っています」



VRゴーグルを装着する森田さん。酒蔵の映像映し出されています。

VRゴーグルを装着する森田さん。酒蔵の映像映し出されています。




筆者も実際にVR体験をさせてもらいましたが、ゴーグルをつけた途端、目の前に蔵の建物と蔵人たちが日本酒を造る様子がパッと表れて驚きました! スタッフが実際に蔵まで行って撮影してきた映像は、非常に臨場感のある仕上がりになっています。


そして本イベントにおけるもう1つの”Technology”が、『TED』を思わせるようなカンファレンスを、参加する12の蔵元にやってもらうということ。








【参加する12蔵】




「陸奥八仙」 八戸酒造(青森)

「米鶴」 米鶴酒造(山形)

「東力士」 島崎酒造(栃木)

「流輝」 松屋酒造(群馬)

「御慶事」 青木酒造(茨城)

「青煌」 武の井酒造(山梨)

「月桂冠」 月桂冠(京都)

「月の桂」 増田徳兵衛商店(京都)

「風の森」 油長酒造(奈良)

「紀土」 平和酒造(和歌山)

「賀茂泉」 賀茂泉酒造(広島)

「華姫桜」 近藤酒造(愛媛)



1人4〜5分ほど、「後世に伝える」というテーマで語ってもらうというのですが、その際「酒蔵の看板は下ろして語ってもらう」と森田さんは言います。


「酒づくりへの思いとかどんな酒を造ってるかは、その蔵のホームページでも見ればわかります。酒蔵のことは関係なく、各々による個人の経験をもとに語ってもらおうと思っています。


たとえば、青木酒造(茨城)の蔵元の青木知佐さんは、もともと銀行員で、まだ20代の女性ながら蔵を継ぐために戻ってきた人。その経験をもとに、世の中の日本酒を飲んでいる20代から30代の人に向けて働き方のレクチャーをしてもらってもいいと思います。


平和酒造(和歌山)の山本典正さんだったら、日本酒を売るためにどんどん海外に出ている人なので、彼には海外での経験で失敗したことや成功したことなどを語ってほしいですね」


各蔵元のスピーチの様子は動画で撮影され、後日Youtubeにアップして誰でも閲覧可能にする予定なのだとか。蔵元たちの言葉を、テクノロジーの力で後世に残すことを目的としています。


他にも、京都・伏見の大手酒造メーカー「月桂冠」も前回に引き続き参加予定。石数(※編注:日本酒の生産量の単位。蔵の規模を表す)27万の月桂冠に対し、数百石という小さな蔵も参加するという、他の日本酒イベントではまず見られない振り幅の大きさも「肉と日本酒の祭典」ならではの魅力です。


「僕の中で、すべてのエピソードを語れるぐらいすごい人たちばかり集めているので、今回のイベントにはすごく思いが詰まっています。きっと参加してくれる方にもその熱量は伝わると思います」








数量限定の六花界のフードは必食! 「酒サムライ」叙任式も


イベントでは、参加する12蔵自慢の日本酒のほか、六花界グループのオリジナルメニューが500円、あるいはスペシャルメニューを1000円で食べることができます。


ラインナップは下記の通り。すべて数量限定のため、“日本一予約の取れない店の味”を堪能するなら、早めに購入するのが吉です。


・「六花界」……焼肉弁当

・「初花一家」……すき焼き

・「吟花」……ほほ肉の日本酒煮込み

・「五色桜」……熟成肉料理



迫力のある調理が目の前で見られます

迫力のある調理が目の前で見られます




また、イベント当日は森田さんの「酒サムライ」叙任式の再現も行われるといいます。酒サムライとは、全国の若手蔵元で組織する日本酒造青年協議会が定めた、「日本酒を愛し、日本文化と日本酒の素晴らしさを国内外に広める」役割を担う人に与えられる称号のこと。



酒サムライ叙任式の様子

酒サムライ叙任式の様子




森田さんは昨年その酒サムライの1人に選ばれ、京都・嵐山の松尾大社で叙任式が行われました。今回のイベントのために、日本酒造青年協議会の前垣会長が東京まで足を運び、最大500人の参加者の前で改めて叙任式が行われるといいます。


「酒サムライになってから、意識が大きく変わりました。もし選ばれていなかったら、僕は日本酒を辞めていたと思います。日本酒の世界ってすごく暗い部分があって、たとえば日本酒フリークの人たちが、日本酒を楽しんで飲んでいないんです。


イベントでも蔵元の人たちとばかり話したがって、奪い合いみたいになっている。それって何の意味があるのかなと思うんですよね。本当にその蔵を応援したいなら、もっとお酒を飲むとか、応援する方法はたくさんあるはず。


日本酒業界のそういうネガティブな部分は嫌だなと思っていたのですが、酒サムライに選んでいただいたので、『日本酒にすべてを捧げよう』と思うようになりました」


現在の日本酒を取り巻く状況に苦言を呈する森田さん。「肉と日本酒の祭典」は、そんな従来の日本酒イベントのあり方にも一石を投じるものになるかもしれません。


「日本酒って、日本酒で盛り上がっている業界の人たちだけでイベントをやっていますよね。そうではなくて、日本酒に興味のない人に『森田が日本酒を使って何かおもしろいことやってるぞ』ということをもっと発信しなきゃいけないと思うんです。


みんなが食いつくようなことをいろいろやっていきたいですし、新しい観点から日本酒に火がつくようにしていかなければと思います」



鶯谷駅近くにある「キネマ倶楽部」が会場。大正の趣が残る、レトロながら品のある劇場です

鶯谷駅近くにある「キネマ倶楽部」が会場。大正の趣が残る、レトロながら品のある劇場です




学び、経験、そしてテクノロジーによって、これまでの日本酒イベントとは一線を画す「肉と日本酒の祭典」。開催は4月24日(火)、この熱い一夜をお見逃しなく!



【イベント概要】


「The Project Japan vol.7」〜肉と日本酒の祭典〜


■開催日時:2018/04/24 (火) 19:00〜22:30

■場所:東京キネマ倶楽部 東京都台東区根岸1-1-14

■チケット代:前売券5000円

■主催:森田隼人(六花界グループ代表、第12代酒サムライ)、高井美樹(吟花店長)

■参加蔵元:「陸奥八仙」八戸酒造 駒井秀介(青森) 、「米鶴」米鶴酒造 梅津陽一郎(山形)、「東力士」島崎酒造 島崎健一(栃木)、「流輝」松屋酒造 松原広幸(群馬)、「青煌」武の井酒造 清水紘一郎(山梨)、「紀土」平和酒造 山本典正(和歌山)、「華姫桜」近藤酒造 近藤嘉郎(愛媛) ほか

■Live act・Gocoo ・PeakWanderBallerz

■Opening act・神田リョウ

■MC・濱田友樹

イベント公式ホームページ


前売券発売中。チケット購入はこちらから!



ライター紹介




芳賀直美
芳賀直美


フリーライター/編集者。神奈川県出身。WEB制作会社、編集プロダクションを経て2016年に独立。カルチャー、美容、グルメなど、ジャンル問わず執筆中。パンダとお酒が好きです。



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