[特集]FX初心者のための基礎知識 第6回 自分に合ったFXのトレード方法を見つけよう

4月17日(火)8時0分 マイナビニュース

FXで利益を上げる方法は、1つと決まっているわけではありません。いくつもの手法の中から、取り引きできる時間帯やかけられる時間、投入できる資金などに応じて自分に合ったトレードスタイルを見つけることが大切です。では、FXにはどのようなトレード方法があるのでしょうか。

○トレード方法はどうやって選ぶ?

FXのトレード手法はさまざまですが、大きく分けて、数秒から数分、または1日でポジションを決済する短期売買と、数日から数年といった単位でポジションを保有する長期売買があります。

トレードは自分が好きな方法で行うことができますが、おもに、自分が取引可能な時間帯や取り組める時間の長さ、資金額に合わせて選ぶと失敗がないと言われています。とくに、取り引きできる時間帯に相場がどのような動きをする傾向にあるのかを見極め、それに合ったトレード手法を選択していくと、利益を見込むことができます。では次に、FXの具体的なトレード方法を見ていきましょう。
○FXのさまざまなトレード方法

数秒〜数分の取引「スキャルピング」

いくつかあるFXの取引のうち、保有したポジションを数秒〜数分のうちに決済する方法を「スキャルピング」と呼んでいます。相場は上下を繰り返しながら常に変動していますが、一定の間は一定方向に動くという習性があります。その一定方向に動いているごく短い間に、薄くても確実に利益を得ようとするトレード手法が、スキャルピングです。

スキャルピングは、トレード時間が短く狭い幅で決済するため、トレード1回あたりの利益は少なくなります。そのため、レバレッジを高くしたり、小さな利益をコツコツと積み上げたりしなければなりません。また、スキャルピングを行うには、トレード中はある程度の時間相場に張り付いている必要があり、すぐに決済するため反射神経も求められます。

スキャルピングのメリットとしては、チャンスさえあればいつでも利益を出すことができ、トレードの機会が多いということが挙げられます。ですが、とくに日本時間の9〜11時、16〜18時(夏時間15時〜17時)、22〜24時(夏時間21〜23時)とそれぞれ東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場が開く前後2時間くらいは相場が活発に動くため、こうした時間帯を狙ってトレードを行うと利益を伸ばしやすいでしょう。

1日のうちに取引を終了させる「デイトレード」

デイトレードとは、1日の相場の動きを利用して取り引きを行う方法です。数分〜数時間で決済まで行い、ポジションを翌日に持ち越さないことで、寝ている間に起きる急激な相場変動の影響を受けないことがメリットと言えるでしょう。スキャルピングほどトレードの回数を重ねることはありませんが、比較的幅の小さい利益を重ねる方法になります。スキャルピング同様、トレードを行う時間帯は相場に動きのある時間帯を狙うのが良いでしょう。

中期的なトレード「スイングトレード」

スイングトレードは、数日〜数週間といった一定周期の相場の動きを利用し、利益を狙う方法です。薄い利益を積み重ねるスキャルピングやデイトレードと比べてレバレッジを低めにでき、比較的安定感のあるトレード方法ですが、一方で自分にとって不利な方向に相場が大きく変動するリスクもあります。そのため、損切りの注文は必ず入れておくようにしましょう。

このほか、数週間〜数カ月、もしくは数年といった長期にわたりポジションを保有する方法もあります。こちらは、普段頻繁に相場を見ることができない人に向いている方法と言えます。なお、この方法では一般的なトレードで狙う為替差益だけでなく、スワップ金利(2つの通貨の金利差から生じる利益)をもらえるというメリットがあります。

FXにはさまざまなトレード方法があり、それぞれにメリット、デメリットが存在しています。まずは、自分自身の生活と照らし合わせて取り組みやすい手法なのかどうかを見極めましょう。また、精神的負担がかかり過ぎないかといったメンタル面も考慮して選べると良いですね。

○筆者プロフィール: 武藤貴子

ファイナンシャル・プランナー(AFP)、ネット起業コンサルタント会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーやマネーコラムの執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルティングを行うとともに、執筆や個人マネー相談を中心に活動中。

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