【ゴールデンルート】インバウンド旅行者が都市圏とあわせて周遊している地方とは? - 長野県、静岡県、茨城県が新たに上位ランクイン

2025年4月17日(木)10時12分 マイナビニュース


じゃらんリサーチセンターとブログウォッチャーは4月15日、調査報告書「インバウンド旅行者の主要周遊ルート調査2025」を公開した。調査期間は2023年1月1日〜2024年12月31日、対象市場は台湾(N数=63,019)、タイ(N数=108,148)、オーストラリア(N数=54,643)、アメリカ(N数=134,123)。
市場別の主要周遊ルート20位を見てみると、三大都市圏以外の地方部を含むルートは、台湾は13本、タイは11本、オーストラリアは10本、アメリカは6本。2023年対比ではオーストラリアが1本増えているのみで、全国的な地方分散の傾向はほぼ見えなかったが、長野県、静岡県、茨城県が新たに20位にランクインしている。
台湾の訪日旅行者の主要周遊ルートランキングでは、1位「千葉県-東京都-神奈川県」、2位「千葉県-山梨県-東京都」、3位「京都府-兵庫県-大阪府」と、山梨県以外は三大都市圏のルートとなり、2024年新たにランクインしたルートはなかった。また、順位変動ランキングでは「東京都-神奈川県-茨城県」が1位となった。
タイの訪日旅行者の主要周遊ルートランキングでは、「京都府-大阪府-東京都」が1位に。次いで2位「千葉県-山梨県-東京都」、3位「京都府-兵庫県-大阪府」と続き、山梨県以外は三大都市圏のルートが上位に。また、「千葉県-東京都-長野県」と「大阪府-東京都-静岡県」が2024年新たにランクイン。順位変動ランキングでは、「千葉県-大阪府-東京都-神奈川県」が1位となった。
オーストラリアの訪日旅行者の主要周遊ルートランキングでは、1位「京都府-大阪府-東京都」、2位「京都府-大阪府-広島県-東京都」、3位「京都府-大阪府-東京都-神奈川県」という結果に。広島県以外は三大都市圏のルートとであり、2024年新たにランクインしたのは、「埼玉県-東京都-神奈川県」「大阪府-東京都-長野県」だった。なお、順位変動ランキングでは、「埼玉県-東京都-栃木県」がトップとなった。
アメリカの訪日旅行者の主要周遊ルートランキングでは、「京都府-大阪府-東京都」が1位に。続く2位は「千葉県-東京都-神奈川県」、3位は「埼玉県-東京都-神奈川県」となり、いずれも三大都市圏のルートが上位に。また、2024年には「埼玉県-東京都-茨城県」「東京都-神奈川県-茨城県」「兵庫県-東京都-神奈川県」が新たにランクイン。順位変動ランキングでは、「三重県-兵庫県-大阪府」が1位となった。

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