「銀行公式アプリ」利用率は約74%で過去最高 - 最も利用されている機能は?【8800人調査】

2025年4月17日(木)11時40分 マイナビニュース


アイリッジは4月15日、「銀行アプリの利用に関する調査」の結果を発表した。調査は2025年1月28日〜1月31日および2月4日〜2月5日、20歳〜69歳の男女8,802名を対象にインターネットで行われた。
○銀行アプリを利用している人は約74%
銀行アプリを利用している人は全体の約74%だった。前回(2023年)調査と比較して+4%増加し過去最高となった。
利用者のなかでは2個利用している人が約25%で最も多く、半数以上が複数のアプリを利用していることがわかった。一方、口座所有数の回答では2〜3口の割合が高いのに対しアプリ利用数は1〜2個の割合が高く、アプリの利用が進んでいるなかでも、所有している全ての口座でアプリは利用していない。
○利用している銀行アプリ
利用している銀行アプリはネット銀行が約51%で1位に。前回1位だった都市銀行はやや利用率が落ち2位となった。年代別で見ても、30代以上の全年代でネット銀行が伸長し利用率首位となっている。
○銀行アプリでよく利用する機能
前回調査同様、半数以上が「明細・残高確認」「振込・振替」をよく利用し、メリットを感じると回答した。
「明細・残高確認」「振込・振替」が前回より伸びた一方で「公共料金・税金の支払い」は減少している。各金融機関で外部連携等による導入が進む「収支管理」は、利用者が伸び悩む様子が見えた。別の質問で利用頻度の減少傾向もあったことから、利用者のリテラシーが向上し家計簿サービス等の専用アプリ利用が進むなかで、目的別に適したアプリを使い分けていると推察される。
公共料金については決済アプリでの対応に移行しているケースと、初回登録以降は自動で引き落とされることから、使用機能として認識されていないだけのケースの両方が考えられる。

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