バイト女子高生は車で送迎、他パートは「あんた呼ばわり」 えこひいき上司の横暴

2025年4月17日(木)17時0分 キャリコネニュース

お気に入りの部下とそれ以外の部下の扱いが異なる、公平性に欠ける上司の下では働きたくないものだ。投稿を寄せた50代女性が、あるレストランでパートしていた時のマネージャーが、まさにそうだった。


そのマネージャーの方針で、小さな子どもが居るスタッフには土日祝のシフトは無く、中高生の子どもが居る女性達には土日祝のシフトを入れると決まっていた。


「隔週だったので仕方がないと思い働いていました」という女性だったが、日が経つにつれ毎回、土日祝をシフトに入れられ、マネージャーに不満を持つようになっていった。(文:天音琴葉)


バイトの女子高生を「帰りが同じ方角だから」



マネージャーは気に入ったスタッフのシフトを優遇するだけでなく、パートリーダーにしたこともあった。また、バイトの女子高生を「帰りが同じ方角だから」と車で送っていくことも……。下心があると女子高生本人や他のスタッフに勘違いされかねない行為だ。一方で女性は、別の問題点を指摘した。


「途中事故にでもあったら等、考えないところがいい加減ですよね」


確かに、いつもと異なる通勤ルートで事故に遭った場合、労災に該当するかどうか、判断が難しいだろう。


マネージャーへの不満や不信感を募らせていた中、女性はキッチンの担当者と2人で呼び出され、あるスタッフが噂を理由に辞めてしまった旨を伝えられた。詳しい内容は書かれていないが、「根も葉もない噂」だったという。それなのにマネージャーは女性達を噂を広めた首謀者だと決めつけるかのように、こう言った。


「『あんた』が言ったんだろ? と『あんた』呼ばわりされました。人生長く働くなかで『あんた』と呼ばれたのは、その一度だけです。非常に腹が立ちました」


濡れ衣を着せられ、「当然このマネージャーとは一緒に仕事をする気にもなれず」という女性は辞める意思を伝えた。ところがマネージャーの返答は「代わりにシフトに出てくれる人を探してから辞めて欲しい」というもので、女性は衝撃を受けたのだった。もちろん、代わりを見つける義務はなく、指示した上司や会社は労働基準法違反に抵たる可能性がある。


「全国規模のチェーン店なのに、この程度の人間しかマネージャーに人選しないんだなと、本部の幹部にヘコヘコしてある程度仕事が出来ればいい会社なんだとガッカリしました」


そんな上司を雇い続けていることにも問題がある、と女性が会社に幻滅したのは自然の流れだろう。投稿はここで終わっているが、「代わりを探して」というマネージャーの発言を無視して辞められただろうか。

※キャリコネニュースでは「『この上司はダメだ』と思った瞬間」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/TRBML597

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