「こんなの高校生でも取れる」面接官に資格を執拗に侮辱された男性の怒り「なんで人の資格を......」
2025年4月18日(金)0時16分 キャリコネニュース

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就職や転職の際、資格が有利になることは誰もが知るところだ。ところが、保有している資格についてバカにされたというエピソードが寄せられた。
東北地方に住む50代男性は地元ホテルが「インバウンド向けに建てたゲストハウスのスタッフ」に応募したという。つまり接客サービスや宿泊施設の整備・運営の仕事だが、その面接でひどい扱いを受けた。(文:林加奈)
「危険物なんて誰でもとれる」と社長に説明
面接官はホテルの社長とその部下らしき男性、ゲストハウスの責任者の3名だったという。
「部下の男性が私の所持している乙四種危険物のことを、『こんなの高校生でも取れますよ』としきりに社長に言ってました」
なお、ガソリンスタンドなど引火性の化学物質を扱う所で必要になる資格「危険物乙種4類」の合格率は31.9%(2024年)だ。工業高校の生徒がよく受けることで知られているが、合格率からわかる通り決して誰でも取れる資格というわけではない。
しかしそもそも、宿泊サービス業に絶対必要な資格というわけでもないだろう。スルーでいい所をわざわざ見下すように悪く言う意味がわからない。男性は通訳ガイドや高圧ガスの資格も保有しているというが
「そこには触れず、ただ落としたいがために『危険物なんて誰でも取れる』と社長に説明してました」
そこまでしきりにネガティブなことを言われたら誰でも不快になるものだ。第一、資格を取得するまでの過程や得られた知識は、評価されてしかるべきだろう。男性は「なんで人の資格を侮辱するのかわかりません」と、憤りつつ首をかしげていた。
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