2025年ゴールデンウィーク「4連休」が最多 - 家で過ごす人は何をする?
2025年4月18日(金)9時25分 マイナビニュース
オレンジページは4月17日、ゴールデンウィークの過ごし方についての調査結果を発表した。調査は2025年2月21日〜3月2日、国内在住の20歳以上の女性1169人を対象にインターネットで行われた。
○小さい子どもがいる家庭は外出傾向が強い?
今年のゴールデンウィークは最大何連休の予定かを聞いたところ、未定の人30.5%を除くと、「4連休」の18.7%が最多だった。過ごし方では、「家で過ごすことが多い」が62.0%で、「外出することが多い」38.0%を大きく上回ることが判明。家で過ごす理由としては、「人が多く混雑する」と答えた人が4割強、「お金がかかる、節約したい」が3割程度という結果に。「どこに行っても混雑しているし、出費も多くなるので、家でおとなしくしている」(50代・クレープ)といった声もあった。ただ、小学生以下の子どもがいる人では6割超が「外出することが多い」と回答。その外出先としては、複数回答で「実家や親戚の家に行く」が約45%と高く、孫の顔を見せに帰省するという人も多そうだ。
○ゴールデンウィーク中の家での過ごし方
ゴールデンウィーク中の家での過ごし方は、「テレビや映画、動画を見る」60.2%、「ゆっくり寝る・ごろごろする」50.7%がトップ2で、「家事をこなす」も48.0%と半数に迫った。「食器棚や押し入れの整理をして使いやすいキッチンや収納にしたい」(60代・とだかっち)、「衣替えやふとんの入れ替えなど、夏に向けた準備や模様替えをします」(50代・ふじこ)といった自由回答があり、ふだん手が回らない大そうじや収納の整理をしたいと考える人も多いようだ。
一方、お出かけで何をするかでは、「ショッピング」が38.3%でトップ、次いで「外食をする」37.7%だった。旅行に行く人は、「日帰りの国内旅行」「宿泊を伴う国内旅行」がともに2割を切り、「海外旅行」はわずか2.2%という結果に。「この時期の旅行代金は高額なので、ずらして行きたい」(60代・ぱんだ)と思う人も少なくないのかもしれない。
○お出かけ後の夕食作りは麺類が活躍
ゴールデンウィーク中の料理・食事作りについては、「ふだん通り手作りする」が48.1%で半数近く。しかしながら、「お出かけ後の夕食」となると、複数回答で「外食」が49.2%と最多で「ふだん通り手作り」43.2%を上回り、「市販のお弁当や惣菜を買う」も4割強という結果になった。「ふだんより簡単なものを作る」33.2%という人から多く挙がったメニューは、うどん、パスタなどの麺類。「ご飯を炊いていないので麺類になりがち」(60代・コーヒールンバ)、「市販のソースを使ったパスタと、野菜にドレッシングを合わせただけのサラダ」(50代・SHAY)といった声があった。また、「混ぜるだけの素やレトルトのカレーで簡単に」(40代・今年のおみくじは大吉さん)など、簡便調味料やレトルト食品に頼るという人も多数いた。
今回の調査では、小さい子どもがいる家庭では外出を楽しむ人も多いものの、人混みを避け、ふだんできない家事をこなしたり、ゆっくり体を休めるなど、家で過ごすことが多い人が半数を超えるという結果に。一方で、連休で家族が家にいる時間が長い分、家事の負担が増えることへの不満の声もちらほら。「ゴールデンウィークと聞いて、思い浮かべるのは『ため息』。家族は休日なのに、休みのない家事に追われていると、不公平さを感じてしまいます」(60代・ゆゆ。)といったコメントもみられた。