「キングの塔」こと神奈川県庁、5年ぶりに一般公開 知事室を覗きたい人、集まれ~
2024年4月19日(金)20時1分 Jタウンネット
神奈川県横浜市内には、「キングの塔」「ジャックの塔」「クイーンの塔」という愛称で親しまれる3つの建物があることをご存じだろうか。
「ジャックの塔」は横浜市開港記念会館、「クイーンの塔」は横浜税関のこと。
そして「キングの塔」とは、2019年12月27日付けで国の重要文化財に指定された、神奈川県庁本庁舎である。
2024年5月初旬、そんな「キングの塔」が5年ぶりに一般公開される。
公開されるのは、5月3日の午前10時〜午後3時30分の間。
庁舎3階の「知事室」(扉からの観覧)と「旧貴賓室(第3応接室)」「旧議場(大会議場)」、4階の「正庁」、6階の「歴史展示室」、そして屋上を、無料で自由に見て回ることができる。
また、庁舎案内ボランティア「キングサポーターズ」による解説も、10時30分〜と午後2時〜の2回行われる予定。庁舎の詳しい話も聞きたいという人は、時間までに4階正庁前に集合しよう。
イベントやグルメも楽しめる!
一般公開の当日は、各種イベントも開催される。
本庁舎2階では、横浜で開催予定の2027年国際園芸博覧会のPRブース展示が行われ、フラワーアレンジメント教室も開講。
10時、11時、13時、14時、15時の計5回、県産の花を使ったフラワーアレンジを楽しめる(各回先着6組)。
また、本庁駐車場では、東京2025デフリンピック(聴覚障害を持つアスリートたちによるオリンピック)競技のミニ体験会として、ビームライフルによる射撃体験も開催予定だ。
駐車場には7つのキッチンカーが出店し、地魚を使ったどんぶりやアユの塩焼き、オーガニック系ドリンクなどを提供。見学や体験の合間の休憩に利用するのも良いだろう。
その他、イベントや出店ブースの詳細は神奈川県公式サイトまで。