【謎】スイカバーの「日焼け止めスティック」が完全に理解の範疇を超えていた / 手が汚れないのは便利だが……
2024年4月19日(金)11時0分 ロケットニュース24
温暖化が進んで、春先でも厳しい日差しが続くこの頃。男性でも日焼け止めを塗るのが当たり前になってきた。
日焼け止め商戦はすでに本格化しており、いろんなメーカーから新商品が発売されているのだが……。
最近やたらと目につくのが手を汚さずに塗れる「スティック型の日焼け止め」である。
新宿の大型ドラッグストアに売られていたのは、なんと「スイカバー」とコラボしたスティック型日焼け止めであった。そう、夏の定番アイス、ロッテのスイカバーである。
・よく分からんコラボ
日焼け止めとスイカバーがコラボする。なんか分かるような分からないような、微妙な組み合わせである。
日焼けといえば夏、夏といえばスイカバー! というマジカルバナナ的な発想で夏の風物詩をくっつけたのだろうか。
発売しているのは韓国のA’pieu(アピュー)というコスメブランド。「JUICY PANG UVスティック」という商品名で価格は1650円。
ちなみに、メロンバーの日焼け止めスティックも売っていた。
・見た目だけじゃない
赤×緑の見た目はまさしくスイカカラー。コスメというよりはおもちゃっぽい雰囲気である。
しかし日焼け止め効果は「SPF50+ PA++++」と最大級。ガチの日焼け止めだ。顔にも体にも使えるそうな。
中を開けると、日焼け止めにしては珍しく、赤い透明なジェル状になっている。
そしてスイカバーの香りがするというのがウリなのだが……。
スイカバーというよりは、子供の頃に持っていた「におい玉」みたいな香りがする……。
・実際に塗ってみると…
手を汚さずに塗れるというのが最大の特徴なので、実際に体に塗ってみる。
日焼け止めはウォータープルーフで落ちにくくなっているから、石鹸で洗っても手の汚れが落ちなくて、地味にストレスだった。
スティック状で手を汚さずに塗れるというのはナイスアイデアだと思う。腕とか足の甲、そして一番焼けやすい首の後ろ側も塗りやすい。
がしかし……なんだろう、この体にスティックのりを塗りたくっているような感覚は。
日焼け止め特有のキシキシした感触は無いけれど、微妙にペタペタするテクスチャなのもちょっと気になる。
そしてなんと言ってもスイカバーのような甘い香りが全身から漂ってくるというのが気になりすぎるのだ。
リップみたいに塗る範囲が狭い場所ならいいのだけど、日焼け止めは全身に塗るもの。
41才の自分の体から、駄菓子のようなフルーツの香りがするという謎の状態。アリかナシかで言ったらナシである。
そもそも日本製の日焼け止めって無香料のものが多いから、日焼け止めに香りが付いているというのが慣れない。
・日焼け止めを嫌がる子どもにはいいかも…
ちなみに、なぜか他のスティックタイプの日焼け止めは香りが付いているものが多かった。
日焼け止めにスイカバーの香りが付いているというのは解せなかったが、日やけ止めを嫌がる子どもに塗るとかには良さそうだなと思う。
スティックで塗るのも、甘い香りも楽しんでくれそうである。夏の子どもから、甘いスイカバーの香りが漂ってくるというのは悪くない気もするし。
あとはフェスとか夏の海遊びとかだと、この浮かれた日焼け止めの香りもいい思い出になりそう……。
とはいえ、スティック型の日焼け止めは便利なので、大人向けに無香料のものを発売してくれるのを切に願います……!
参考リンク:アピュー
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.
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日焼け止め商戦はすでに本格化しており、いろんなメーカーから新商品が発売されているのだが……。
最近やたらと目につくのが手を汚さずに塗れる「スティック型の日焼け止め」である。
新宿の大型ドラッグストアに売られていたのは、なんと「スイカバー」とコラボしたスティック型日焼け止めであった。そう、夏の定番アイス、ロッテのスイカバーである。
・よく分からんコラボ
日焼け止めとスイカバーがコラボする。なんか分かるような分からないような、微妙な組み合わせである。
日焼けといえば夏、夏といえばスイカバー! というマジカルバナナ的な発想で夏の風物詩をくっつけたのだろうか。
発売しているのは韓国のA’pieu(アピュー)というコスメブランド。「JUICY PANG UVスティック」という商品名で価格は1650円。
ちなみに、メロンバーの日焼け止めスティックも売っていた。
・見た目だけじゃない
赤×緑の見た目はまさしくスイカカラー。コスメというよりはおもちゃっぽい雰囲気である。
しかし日焼け止め効果は「SPF50+ PA++++」と最大級。ガチの日焼け止めだ。顔にも体にも使えるそうな。
中を開けると、日焼け止めにしては珍しく、赤い透明なジェル状になっている。
そしてスイカバーの香りがするというのがウリなのだが……。
スイカバーというよりは、子供の頃に持っていた「におい玉」みたいな香りがする……。
・実際に塗ってみると…
手を汚さずに塗れるというのが最大の特徴なので、実際に体に塗ってみる。
日焼け止めはウォータープルーフで落ちにくくなっているから、石鹸で洗っても手の汚れが落ちなくて、地味にストレスだった。
スティック状で手を汚さずに塗れるというのはナイスアイデアだと思う。腕とか足の甲、そして一番焼けやすい首の後ろ側も塗りやすい。
がしかし……なんだろう、この体にスティックのりを塗りたくっているような感覚は。
日焼け止め特有のキシキシした感触は無いけれど、微妙にペタペタするテクスチャなのもちょっと気になる。
そしてなんと言ってもスイカバーのような甘い香りが全身から漂ってくるというのが気になりすぎるのだ。
リップみたいに塗る範囲が狭い場所ならいいのだけど、日焼け止めは全身に塗るもの。
41才の自分の体から、駄菓子のようなフルーツの香りがするという謎の状態。アリかナシかで言ったらナシである。
そもそも日本製の日焼け止めって無香料のものが多いから、日焼け止めに香りが付いているというのが慣れない。
・日焼け止めを嫌がる子どもにはいいかも…
ちなみに、なぜか他のスティックタイプの日焼け止めは香りが付いているものが多かった。
日焼け止めにスイカバーの香りが付いているというのは解せなかったが、日やけ止めを嫌がる子どもに塗るとかには良さそうだなと思う。
スティックで塗るのも、甘い香りも楽しんでくれそうである。夏の子どもから、甘いスイカバーの香りが漂ってくるというのは悪くない気もするし。
あとはフェスとか夏の海遊びとかだと、この浮かれた日焼け止めの香りもいい思い出になりそう……。
とはいえ、スティック型の日焼け止めは便利なので、大人向けに無香料のものを発売してくれるのを切に願います……!
参考リンク:アピュー
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.
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