東海大学サーバーに不正アクセス、ネット接続を遮断…メール利用できず一部授業で休講も
2025年4月19日(土)12時40分 読売新聞
東海大学(平塚市)は18日、大学のサーバーが不正アクセスを受け、ランサムウェアに感染したため、17日午後からインターネットの接続を遮断したと発表した。湘南や伊勢原など国内の7キャンパスや大学病院などでシステムが利用できない状態となっている。
発表によると、17日朝に一部サイトが表示されなくなり、調査の結果、前夜に不正アクセスを受けていたことが判明。被害の拡大を防ぐため、17日午後1時30分にインターネットの接続を遮断した。同大サイトの閲覧やメールの送受信、教育システムの利用などができなくなり、一部の授業は休講となった。大学病院の診療に影響は出ておらず、情報漏えいなども確認されていないという。
同大は復旧の見通しは立っていないとしている。