妊娠の仕組みについて

2024年4月20日(土)17時10分 ココカラネクスト

 今日は妊娠仕組みについて、もう一度詳しく確認していきましょう!

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● 受精〜着床までの仕組み

女性の子宮の両わきにある卵巣の中には卵子のもととなる原始卵胞が詰まっています。その中の1個が毎月のホルモンの働きによって成熟し、左右どちらかの卵巣から卵子となって外へはじき飛ばされます。これが排卵です。排卵された卵子は卵管采[らんかんさい]から卵管膨大部(卵管の広くなった部分)に移動して精子を待ちます。一方、膣から入り込んだ精子は子宮の入り口に向かって進みます。そして卵子と精子が結びついて受精卵となり、それが子宮内膜にもぐりこんで着床すると妊娠が成立します。

● 排卵後、約24時間以内のわずかな間が妊娠のチャンス!

排卵によって卵巣から飛び出した直径約0.1mmの卵子は、卵管采から卵管に運ばれ、広くなった部分(卵管膨大部)で精子の到着を待ちます。
ところが卵子は、約24時間で死んでしまうため、受精できるのはその間だけ。卵管采にうまく到達できなかったり、精子と出会わなかったりしなければ妊娠は成立しないのです。

● 1億〜2億のうち1個の精子と出会って受精します

男性の精巣[せいそう](睾丸[こうがん])でつくられた精子は、精巣上体(副睾丸)にためられ、射精されます。一回の射精で出る精液に含まれる精子の数は、個人差はありますが1億〜2億個ほど。わずか約0.06mmの精子たちは、女性の膣の中に入り込み、子宮の入り口まで泳ぎます。その後、卵管まで無事たどり着けるのは200個以下。さらに、卵管膨大部で出会った卵子の中まで到達できるのは、たった1個です。これで受精が成立するのです。

● 受精卵が着床したら妊娠成立です!

結ばれた精子と卵子は受精卵となり、細胞分裂を繰り返しながら3〜5日かけて子宮へ向かい、子宮へたどり着くころには、100個以上の細胞のかたまりとなっています。一方、子宮は排卵と同時に子宮内膜を厚いフカフカのベッドのようにして、受精卵を迎え入れる準備をします。こうして子宮へたどり着いた受精卵は、子宮内膜に根をはるように落ち着きます。これを着床といい、妊娠が成立したことを意味します。

[文:meilong スタッフ]


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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。

世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。

千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。

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