藤本美貴の"鋼のメンタル"ぶり 誹謗中傷にも「私に時間を使ってくれるので"結局好きなんじゃん"って思っちゃう」

元モーニング娘。でタレントの藤本美貴さんが4月20日、自身のYouTubeチャンネルで「誹謗中傷はこうやって乗り切れ！」というタイトルの動画を公開した。

動画では、藤本さんがアイドル時代に大変だったことベスト3を紹介。このうち、第3位として発表されたのが「誹謗中傷」だった。

「『可愛くない』とか言われても、まあでも可愛いしとか。全然響かなかったかも」

藤本さんは「人によっては1位なのかもしれない」と前置きした上で、

「私は『ミキティ、メンタル強えな』『鋼のメンタル』って言ってくれてるように、知っていただいてるんですけど、やっぱり『可愛くない』『死ね』だのいろいろ言われることは、アイドルなら今でもあるんだろうけど……っていう感じですよね」

と振り返る。

「それで病んじゃうメンバーもいる」と続け、現役時代には匿名掲示板「2ちゃんねる」を読んでいたことなどを明かした。一方で「私は全然読んでも平気なタイプだったから」とあっけらかんと笑う藤本さん。検索ボックスに自分の名前を入れる「エゴサ」をしていたという。

「別に『可愛くない』とか言われても、まあでも可愛いしとか。全然響かなかったかも。逆に言えば『ここがこうだよね』みたいな指摘を具体的にしてくれる人もいるんですよ。『あそこってそういう風に思われるんだ』っていうので、次どうしようかなみたいな感じにしていく」

「私のことが嫌いな人も、好きな人も、私は大好き」

誹謗中傷が原因で病んでしまうアイドルに向けて、助言を求められると「どうしても病んじゃう人は、見ない方が一番いいんじゃないかな」とコメントする。

「人って好みがあるし、もうスーパーモデルみたいな人をみんながみんな美しいって思うかって言うと、それはもう好みじゃないですか。シュツとした顔が好きな人もいれば、嫌いな人もいるから、デビューの時から『みんながみんな、私のこと好きじゃない』っていう気持ちのもとデビューしているので、だから精神的に強かったのかなって思いますね」

と持論を展開する。他方、誹謗中傷を言ってくる人に対しては「そういう時間を私に使ってくれるわけじゃないですか。『結局好きなんじゃん』って思っちゃうんですよね」とポジティブに捉えた。

「よく芸能人のタレントさんとか、芸人さんとか、いろんなタレントさんが『無が一番怖いよね』っていうのは、本当にそういうことだと思うんですよね。好きでも嫌いでも、パワーがこっちに向かっているっていうこと自体が『ありがたい』って思えると、メンタルは強くなるのかなって思いますね」

藤本さんはこう続けた上で「だから（私のことが）嫌いな人も、好きな人も、私は大好き」ときっぱり話して、笑いを誘った。

藤本さんはこれまでにも、度々「鋼のメンタル」を披露。2019年11月に投稿した動画では、SNS上の炎上についてコメント。辛辣なコメントに対して「顔も出してない人にブスって言われても、多分私の方が可愛いだろうなぁって思っちゃうもん。面白いなって」などと発言し、ネット上で話題になっていた。