介護施設を1ヶ月で退職した女性 「目を覆いたくなるような場面もありました」

2022年4月21日(木)18時49分 キャリコネニュース

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介護の現場で働く人たちから、目をそむけたくなるような場面を目撃してしまい退職を決意したという声が寄せられている。(文:林加奈)


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「認知症利用者様に上司が凄惨な身体的虐待、暴言」


北海道の40代男性はグループホームを1か月で退職した。その理由は「認知症利用者様に上司が自分の目の前で凄惨な身体的虐待、暴言を吐いたから」だという。


「上司から自己申告がなかったので、私から内部告発という形になりましたが、上司は全面否認(監視カメラ無し)。施設側も揉み消そうとするだけで逆に私に圧力をかけてきたのでアホらしくなり辞めました。それから数年経ちますが、いまだに当時の残虐極まりない光景がフラッシュバックして社会復帰できません。最低です」


と綴っている。フラッシュバックを起こすような行為とは考えただけでも恐ろしい。


「認知症の人やから」と愚痴を言いたい放題


大阪府の60代女性(年収200万円)も介護施設を1ヶ月でやめた。介護福祉士の資格を取得し、「やる気満々で初出勤」したという。ところが


「その日は何事もなかったのですが、数日すると同じ立場で働いている人たちの勤務態度の悪さ、『認知症の人の前やから』『理解不能やから』と愚痴は言いたい放題」


こちらの施設には監視カメラがあったというが「安全確認のためのカメラを回避し死角になる場所で順番にサボり、中には喫煙する人も」と従業員の勤務態度を振り返る。


「とにかくお行儀の悪い従業員さんが多く、最初からこんなところでこんな色に染まりたくないと思い辞めました。もちろん入所者さんに対する介護態度も目を覆いたくなるような場面もありました」


と退職した経緯を明かしている。その後、すぐに新しい職場を見つけた女性。「そこはとてもきちんとした施設で給与体制もきっちりとしており満足して働くことができました」と回答を締めくくっていた。

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