【横浜】星天クレイのトリを飾る「TDM 1874 Brewery」オープン! 保土ヶ谷区初のクラフトビール醸造所

2025年4月25日(金)20時5分 All About

2025年4月26日、相鉄本線 天王町駅 YBP 改札側の高架下施設「星天qlay」のEゾーンに「TDM 1874 Brewery」がオープン。保土ヶ谷区初となるクラフトビール醸造所の誕生です。

2025年4月26日、相鉄本線 天王町駅 YBP 改札側の高架下施設・星天qlay(ホシテンクレイ)のEゾーンに「TDM 1874 Brewery(ティーディーエム イチハチナナヨン ブルワリー)」がオープン。
保土ヶ谷区初となるクラフトビールの醸造所を併設したビアバーです。オープンに先駆けて行われた内覧会の様子をリポートします(画像は全て筆者撮影)。

「TDM 1874 Brewery」について

「TDM 1874 Brewery」は、明治7年創業の酒屋・坂口屋が手掛けるクラフトビールブランドです。横浜市緑区の十日市場に本店と醸造所を構え、東京・下北沢にも出店しています。
名前のTDMは「Ten Days Market(=十日市場)」の頭文字、1874は坂口屋の創業年が由来となっています。
「未来に続いていく事業にしたい、ものづくりに取り組みたい」と2017年からビールの醸造事業をスタートしました。

アジア最大級のビールコンテストで1位に

「TDM 1874 Brewery」では、ビールの種類に合わせて、さまざまなホップやモルトを世界中から厳選して仕入れ、年間で約30種類ほどのクラフトビールを製造しています。
2024年10月に開催されたアジア最大級のビールコンテスト「Asia Beer Championship」では、「IPA」部門で1位、「Best Bitter」部門で2位に輝くなど、国内外のビールコンテストで、数々の賞を受賞しています。

地産地消にこだわったビールづくり

地産地消にもこだわり、横浜のブランド梨「浜なし」や神奈川のブランド米「はるみ」などを地元農家から仕入れ、新しい“横浜産”のビールを製造。現在は、湘南ゴールドを使用したクラフトビールを製造中とのことです。
また、ビール粕は地元農家で肥料として再活用するなど、サステナブルな循環も実践しています。

「できたて」のクラフトビールを店内で

今回オープンする星天qlayの新しい醸造所は、1200Lタンクを6基構え、生産量を現在の約3倍に拡大。アメリカ・PREMIER社製の最新設備を導入し、品質と製造効率のさらなる向上も実現します。
醸造所に併設のスペースでは、タンクを眺めながらクラフトビールやおつまみを楽しめます。タンクから直接、8つあるタップにつなげられるため、文字通り「できたて」の味を楽しめるそうです。
6月ごろから製造をスタート予定で、“星天qlay産”のクラフトビールの提供は夏ごろになりそうとのこと。それまでは、十日市場の醸造所で造られたビールを提供します。

カフェのような明るい雰囲気で気軽に立ち寄れる

カフェのような明るい雰囲気の店内には、カウンターやテーブル席など21席を用意。ワイン樽を活用した立ち飲みスペースや屋外のテーブル席もあります。
おつまみは、一口サイズの“ピンチョス”を提供するほか、厳選されたチーズや生ハム、ペーストなどを販売。
星天qlayの最後の開発エリア・Eゾーンのトリを飾る「TDM 1874 Brewery」。営業時間は12:00〜21:00(年中無休)なので、仕事帰りに立ち寄ってみては。
この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。
(文:田辺 紫)

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