カルピスウォーター、ナタデココ、食べラー 平成トレンド食品

4月25日(木)11時0分 NEWSポストセブン

バリエーション豊富なカルピス

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 いよいよ「平成の時代」もあとわずか。そこで、平成にブームを巻き起こした食品&飲料を一挙紹介。おいしさはもちろん、健康面でも、“時代に愛される理由”があった。


「平成」の響きにも世の中が慣れてきた1991年、売上目標の約5倍、年間2000万ケースのメガヒットを起こしたのが『カルピスウォーター』(アサヒ飲料)だ。当時、薄めるのが当たり前の『カルピス』が、そのまま飲めるとあって品薄になるほど人気を呼んだ。


「コンビニや自動販売機の普及に伴い、“薄めずそのまま飲める『カルピス』が欲しい”という声が高まり『カルピスウォーター』を開発。当時売れすぎて生産が追いつかず、年間2000万ケースという記録は異例で、今も伝説になっています。最近は健康志向の高まりから、体脂肪を減らすカロリーゼロの商品などバリエーションも豊富になりました!」(アサヒ飲料マーケティング本部・丸井麻子さん)


 1993年にはティラミスに続き、『ナタデココ』ブームが到来。新食感のローカロリースイーツに日本中が沸き、ナタデココを日本で初めて国内生産したフジッコがブームを牽引した。


 2009年には『桃屋の辛そうで辛くない少し辛いラー油』(桃屋)が、ラー油を“食べる”という斬新な発想でたちまち品薄状態に。


 この頃、各メーカーの技術躍進も著しく、ノンアルコールながら本格的なビールの味を追求した『キリンフリー』、2011年には生麺のもちもち食感を実現した『マルちゃん正麺』など、革命的商品が次々に登場した。


 さらに時代は健康ブームに突入。健康志向の高まりに伴い、ゼロカロリーや糖質ゼロ商品が次々と発売される。2014年頃から高カカオポリフェノールを含んだ『チョコレート効果』(明治)を健康のために食べる人が続出。平成にヒットした飲食物は、消費者のニーズに寄り添いながら、よりおいしく、健康的に、私たちの食卓を彩ってくれている。


1991年:カルピスウォーター/アサヒ飲料

 現在は、ヨーグルトとコラボした『発酵BLEND ヨーグルト&カルピス』151円、カロリーゼロで体脂肪を減らす『カラダカルピス』173円、リッチで濃厚な『濃いめのカルピス』・定番の『カルピスウォーター』共に151円とバリエも充実。


1993年:ナタデココ/フジッコ

 ココナッツの汁を発酵させた弾力ある食感が新鮮で、そのまま食べるのはもちろんヨーグルトに入れるなど関連商品もヒットして、日本中で材料の取り合いに。


2009年:キリンフリー/キリンビール

 世界初アルコール0.00%を実現し、妊婦やドライバーも安心して飲めると大ヒット。ノンアルコールながら飲み応えも抜群。2017年には、さらにビールに近い味の『零ICHI』を発売。


2009年:桃屋の辛そうで辛くない少し辛いラー油/桃屋


 異例の大ヒットを受け、2009年10月に放送されたCMは12日間で打ち切りに! 従来の調味料の用途と異なる食べ方を提案し、その後の“食べる調味料”ブームの先駆けに。


2011年:マルちゃん正麺/東洋水産


 カップ麺に押されていた袋麺市場に革命を起こし、発売から1年で当初予定の2倍となる2億食を突破! インスタントとは思えないもちもち食感に日本中が虜に。


2014年:チョコレート効果/明治


 1998年に発売されていたが、健康志向の高まりに伴い近年ブームが加速。“体にいいチョコレート”という新しい概念を定着させ、チョコレート市場を底上げした。


撮影/玉井幹郎


※女性セブン2019年5月9・16日号

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