米を「月30キロ」家族で消費する女性、カリフォルニア米を「4キロ2900円」で購入してみた感想は......

2025年4月25日(金)22時56分 キャリコネニュース

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備蓄米を放出しても国産米の価格が下がらない。中には、背に腹は代えられないと輸入米を買う人もいるようだ。


「我が家は全員、米派」と投稿を寄せたのは、日本有数の米どころである宮城県に住む50歳女性だ。食事が麺の時でも「ご飯必要」なのだそう。弁当も作っており、毎月30キロほどの米を3人家族で消費するという。


女性の世帯年収は800万円ほど。宮城県では決して少なくないと思うが、前述の通り、よく食べるため米の価格高騰が相当、堪えているようだ。そこで最近、「カルフォルニア米」を買ってみたという。


「4キロ入りで税込2900円くらいでした」


確かに、ネットでもカリフォルニア米の価格は4キロで2000円台後半だ。片や国産米は今や4キロで4000、5000円台。米の消費量が多いほど差は開くだろう。(文:天音琴葉)


月に「8500から9000円」の節約になる計算



一方でイオンではカリフォルニア米を8割、国産米を2割をブレンドし、4キロ3002円で販売している。


投稿者も「3割から5割」をカルフォルニア米にし、国産米とブレンドして炊いているそうだ。そうすることで、「1キロあたり240円ほど」安く済む計算になるという。


「月に25キロから30キロ消費するので、月に8500から9000円安くなる計算です」


宮城県と言えば日本有数の米どころで、『ササニシキ』『ひとめぼれ』といった銘柄が有名だ。ブレンドする理由を次のように述べる。


「旦那は米どころではない地域出身のためか、余程のマズイお米以外なら大丈夫な人ですが、私は米どころで生まれ育っているので、オカズは少なくともお米だけは譲れないので限界があります」


とは言え、国産米の価格高騰に「今までの倍の金額までなると、さすがに贅沢も言ってられず」「その他食材も高騰しているので」と、妥協せざるを得ないようだ。


「お米の香りも粘りもなく、テロンテロンしてる」


だがカリフォルニア米の肝心の味については、米どころ出身の投稿者は納得がいかない様子。


「混合とは言え、やはり美味しくはないです。お米の香りも粘りもなく、テロンテロンしてるのが分かります。カルフォルニア米を混ぜたと言わず子どもに出したら『米変えた?』とバレました」


一方で麺類やパンの出番が増えているようだ。


「麺類なら普通のオカズよりご飯の量は少なくて済むので、麺類の頻度は増やしています。私はパンも頻度多くするようにしています」


だが家族全員が「米派」という女性は、「早く普通に美味しいお米を気にせず食べたいと願うばかりです」と切実な思いで投稿を結んだ。


トランプ政権はアメリカ産の米の輸入量を増やすよう、日本に求めているという報道もあり、気になっている人は多いだろう。安い輸入米が欲しいという人もいるが、世界では人口増加、気候変動、戦争など、様々な原因から食糧不足が危惧されている中で、輸入に頼ることにもリスクがあると考える人もいる。特に米は効率の良いエネルギー源にもなるだけに、これを機に自給率を上げていく方法を国民全体で考えていく必要があるのではないか。

※キャリコネニュースでは「米が高すぎて困る!どうやって凌ぐ?」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/3B47Z2TH

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