圧巻のボリューム! 新宿『鷹丸鮮魚店』で幻の「サバサンド」を食べてみた

2021年4月26日(月)10時50分 食楽web


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「サバサンド」、それはカフェとか、北欧テイストなお店で出てくる、おしゃれなイメージの食べ物。でもってオシャレだからなのか、女子向けだからなのか、そんなにボリュームがなくても納得、のメニューだったりするんですが、魚の専門店が作る本気の「サバサンド」が、ボリューム満点&絶品と話題になっています。店頭に出したら即完売するほどの人気だという「サバサンド」を早速調査に行ってきました!


奥に伸びる店内。メニューの短冊が壁いっぱいに貼られていて、賑やかな雰囲気

 噂の「サバサンド」を出しているのは、『鷹丸鮮魚店 4号店』。住所は西新宿ですが、エリアはほぼ北新宿。店名の通り、鮮魚が自慢の店で、昼は定食、夜は居酒屋として楽しめるほか、店頭でお弁当も販売。豊洲の仲買業者でもあるため、毎日新鮮な魚介類を販売、調理して提供しています。

サバの竜田揚げとシャキシャキ野菜がボリュームたっぷり!


「サバサンド」410円。何層にも重なったレタス、トマト、そしてゴロッとサバ!

「お弁当の販売はこの店ができた2015年からずっとやっているんですが、サバサンドもお弁当同様、店頭で販売しているんですよ」。とニコニコ話すのは店長の雑賀さん。

 そもそもコロナ前は、店頭で生魚なども販売していたけれど、このご時世なので、最近は店頭で売らなくなったそう。しかし、この店を知っている常連さんは、電話注文や、ふらっと訪れ、『予算これぐらいで刺身盛り合わせ』、といったテイクアウト? 持ち帰り用刺身のオーダーもしていくとのこと。店頭に魚はなくとも、町のお魚屋さんのような感じで利用している人が結構多いそうです。


下にラップが巻いてあるから持ちやすい。これがなかったら食べている途中でバラバラになりそうな気がする

「サバサンド」はトマトの赤、レタスの緑など色どりが爽やか。そして分厚い! 一番厚いところを測ってみると7cmもあります。7cmって、人差し指、中指、薬指をピンとして、縦にして口に入れるよりも大きいからね。中央からかぶりつくのは顎を思いっきり解放しないと! ちょっといいハンバーガーぐらいの厚みがあります。

「パンの中にはサバの竜田揚げ、トマト、キャベツ、レタス、水菜が挟んであります。からしマヨネーズをパンに塗っているので、何もつけずそのまま食べてオッケー」と雑賀さん。もちろんサバの竜田揚げは店で作ったものです。

 早速一口! 最初にレタスのパリパリ感、そして竜田揚げの衣のカリッと感、続いてトマトのジュワッと感などが次々とやってきます。うんま〜い! サバ自体のグイグイくる旨味が野菜たちのさっぱり感と絶妙なバランス。


「夜はおいしい日本酒も取り揃えています。旬の魚と一緒に味わいにきてくださいね」(店長の雑賀 隆さん)

 1/2を食べ終わって思った。なんかお腹、満たされている。 1/2のボリュームでも小腹以上満腹未満。後で残り半分を食べるのもいいけれど、パンの中身がカリッとシャキッとしているうちに食べ切りたい。残したくない! 

 ということで、残り1/2は添えられたレモンを上からぎゅっと絞って一口。今度はさっぱり爽やかさがアップします。レモンでスッキリ感がアップしたことで、最後まで美味しく食べられましたが、見た目以上にすごいポテンシャルを持っているぞ、この「サバサンド」!

 ちなみに、テイクアウトではなく店内で食べる場合は、あら汁がついてきます。お弁当も400円以上のものを購入&店内で食べる場合あら汁セットに。サンドイッチプラスあら汁。鮮魚店ならではの組み合わせです。おしゃれサンドイッチなはずなのに、なんだか男前なサンドイッチになっている「サバサンド」。

 小洒落たカフェで出す、映え重視の「サバサンド」ではなく、しっかり腹にたまる、ボリュームも味も大満足の「サバサンド」。一人で食べるのもいいですが、買って帰って誰かとシェアするのもオススメですよ。

(取材・文◎いしざわりかこ)

●SHOP INFO

店名:鷹丸鮮魚店 4号店(タカマルセンギョテン)

住:東京都新宿区西新宿7-7-24 GSプラザ 1F
TEL:03-5937-4650
営:11:00〜23:00(L.O.22:30)※変更の場合あり
休:なし

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