女性の薄毛の悩み「分け目やつむじが目立つようになった」約6割。60代では「ボリュームがなくなる」が最多に
2025年4月27日(日)12時30分 婦人公論.jp
(写真:stock.adobe.com)
湘南AGAクリニックは薄毛の悩みを抱える20〜60代の女性1031名を対象に「薄毛悩みと対策」に関するアンケート調査を実施した。
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女性の薄毛・抜け毛の悩み
これまで薄毛と言えば男性特有の悩みとされていたが、近年、女性の間でも薄毛や抜け毛に関する悩みが増えている。現代では女性にとっても深刻な問題となっており、「FAGA(女性型脱毛症)」という言葉も知られるようになってきた。
薄毛の原因はさまざまだが、女性では妊娠・出産や更年期といったライフステージの変化に伴い、女性ホルモンの分泌量が変わることで、抜け毛が増えたり、髪のボリュームが減ったりということがある。
では、実際女性たちは薄毛や抜け毛についてどのような悩みを抱き、どのような対策を考えているのだろうか。
まず、家族やパートナー、友人が薄毛になった際の印象について聞いたところ、最も多かったのが「老けて見える」という回答で、過半数を超える64.6%が、薄毛が加齢の印象を強める要因の一つと感じていた。
次いで、「疲れて見える(35.5%)」や、「心配になる(27.3%)」と続き、薄毛が単なる外見の印象だけでなく、健康状態や精神的な側面にもネガティブな印象を与えることがわかった。
●家族やパートナー、友人が薄毛になったとき、どのような印象を持ちますか?(湘南AGAクリニック調べ)
自身の薄毛の悩みは…
次に、自身が薄毛に悩み始めた時期について聞くと、約4割の人が50歳以上と回答。「30〜34歳」が14.4%、「40〜44歳」が13.8%と続いている。
●薄毛に悩み始めたのはいつですか?(湘南AGAクリニック調べ)
さらに、薄毛に関しての具体的な悩みを聞くと、約6割が「分け目やつむじが目立つようになった」と回答。「ボリュームがなくなる」「髪の毛が細くなった」と続き、年代別では60代では「ボリュームがなくなる」という悩みを持つ人が最多となった。
●薄毛に関しての悩み(湘南AGAクリニック調べ)
頭皮のボリュームの減少や、抜け毛に不安を感じたことがあるかという質問には、「よくある」44.6%、「時々ある」49.8%と、全体の約9割の女性が不安を感じたことがあると回答している。
●頭髪のボリュームの減少や、抜け毛に不安を感じたことがありますか?(湘南AGAクリニック調べ)
女性の薄毛・抜け毛対策
また、これまでしたことのある薄毛・抜け毛対策を聞いたところ、「ヘアケア」「シャンプーやトリートメントの見直し」「頭皮マッサージ」などが多く、「FAGA治療」と回答した人は約2割。年代別に見ると、30代で「FAGA治療」が注目されている結果となった。
●どのうような薄毛・抜け毛の対策をしたことがありますか?(湘南AGAクリニック調べ)
「FAGA治療」をしたことがあると答えた人にそのきっかけを聞くと、「抜け毛の増加を実感」「薄毛が気になり始めた」などの他、家族など「周囲に言われた」「写真・映像で気づいた」という回答も。
自分で気づくケースだけでなく、周囲の指摘や写真などが治療開始のきっかけとなっていることがわかった。
さらに、受けたことのあるFAGA治療について聞くと「処方された育毛剤・発毛剤の使用」が約半数。「内服薬の服用」「外用薬の塗布」と続き、外貨的な施術を行ったとの回答はまだまだ少ない結果となっている。
【調査概要】
・調査内容:「薄毛悩みと対策」に関するアンケート調査
・調査期間:2025年2月10日(月)〜 2025年2月12日(水)
・調査対象:調査回答時に薄毛の悩みがある20〜60代女性と回答したモニター(1,031名)
・調査方法:インターネット調査
・調査委託先:PRIZMAリサーチ