【認知症の父の入院を拒否されて】医師の冷たい物言いに涙。付き添ってくれた親友に慰められ帰ろうとした時、予想外のことが…老々介護の父と娘【第65話まんが】
2025年4月27日(日)11時0分 婦人公論.jp
95歳、男やもめの頑固な父を、67歳の一人娘が介護する…笑って泣ける介護連載『オーマイ・ダッド! 父がだんだん壊れていく』が好評につき単行本化。この物語を原作に、主人公たちの若い頃まで遡り、家族の物語をとんがりめがねさんの漫画でお届けします。
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介護に悩み葛藤してきたことを否定され
前話からの続き。
介護と仕事の両立で疲れ切った私を見て、父のかかりつけ医からレスパイト入院を提案された。
それなのに紹介された病院の医師から、ぞんざいな言葉で入院を拒否され、私は茫然とせざるを得なかった。
↓↓↓すぐ戻るから
クミコは充分がんばっているよ
しーちゃんに胸のうちを吐露したら、しーちゃんは医師らしく冷静に受け止めつつ、優しく慰めてくれた。おかげで少し心が落ち着いた。
あらためて医師の言葉を振り返り、冷たい物言いに思わず心が凍てついてしまったのだと思った。父は私にとって、かけがえのない存在。それなのにただ「年だから仕方がない」と一蹴されるのが悲しかったし、どうしようもない怒りもわいたのだ。そして、もう帰ろうとしたとき、予想外のことが起こる。
↓↓↓お願い自分を責めないで
B病院へすぐ行ってください
医師は思うところがあったのだろうか、突然の提案に戸惑ってしまった。
そんな私からの相談に親身になってのってくれるしーちゃんの存在がとても大きいものに感じたのだった。
第66話へ続く。
原作はこちら
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