休校中のオンライン授業経験者、8割以上が継続希望
2020年4月27日(月)13時45分 リセマム
増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社が運営するオンライン学習塾「アオイゼミ」は2020年4月6日〜4月12日、「アオイゼミ」を利用する中高・高卒生を対象にインターネット調査を実施し、2,411件の回答を得た。
休校中に自宅で取り組んだ学習では、「学校の宿題」が78%ともっとも多く、ついで「オンライン授業」68%、「市販の教材や参考書」が48%、「学習アプリ」29%、「塾の宿題」29%となった。
今回の休校期間後に初めてオンライン授業サービスを利用していた生徒は51%となり、3月の休校を機に、中高生にオンライン授業が広がったことがわかる。また、休校期間に初めてオンライン授業サービスを知ったきっかけは、「ネットの情報」53%、「家族」26%、「テレビの放送を見た」17%などだった。
今度もオンライン授業を継続しようと思うかの5段階評価では、「5」の「思う」という回答が53%となり、「4」の28%とあわせて81%の生徒が今後もオンライン授業を継続したいと回答した。平均点数は4.3だった。
自分にとってオンライン授業のメリットは何か聞いたところ、「自宅で勉強できる」86%、「自分のペースで勉強できる」71%との回答が多くみられた。「集中できる」は36%、「値段が安い」26%、「有名な先生に教えてもらえる」17%との回答もあった。
オンライン授業のデメリットについては、「質問ができない」37%、「スマホやタブレットなどの通信機器の整備が必要」35%との回答が多かった。また、「周りの大人の理解が得にくい」25%、「勉強のペースがわからない」19%、「集中できない」17%との意見も見られた。