ガストのキャンペーンが炎上→見事に収束 批判を受けたガストに直接聞いてみた

4月27日(土)7時0分 しらべぇ

ガスト

ファミリーレストランチェーン・ガストのキャンペーンが炎上してしまった。実施する前に精査すれば、ここまでの騒動は起きなかったかもしれない。

なぜ、こんな騒動が起きてしまったのか? 騒動の反応、そして顛末を追った。ガストへの直接の取材で見えて来たものとは…。

■世間の反応は…

話題になったキャンペーンとは、は、「22日から24日間で全国のガスト1361店舗で飲食すれば、食事券1000万円を山分けプレゼント」というもの。

しかしこの条件を達成するには、単純計算でも1日当たり57店舗、1時間当たり2.4店舗を回り、各店舗で1000円以上を支払ってレシートを貰わないと不可能な内容だった。

このキャンペーンに対して、脳科学者の茂木健一郎氏は、「これ社内で検討している時に、瞬時に『それ絶対に無理ですよね』というと突っ込む人が出なかったという事自体が海のように深い謎で、どちらかというとそちらの方が気になります」とツイート。

他にもネット上では、「これ絶対に無理なのでは」という声が多数上がった。では、なぜこのようなキャンペーンが始まったのか? 直接話を聞いてみた。

■ガスト広報の回答は…

ガストの広報担当は、しらべぇ編集部の取材に対して、まず「世間をお騒がせして申し訳ございません」というお詫びを述べた上で、企画の深イイ訳について話してくれた。

この企画はガスト側と広告代理店がしっかり話し合って企画したもの。「コアなファンが協力し合って達成してほしい。ファンの皆さんのチャレンジ精神を、ガストが受けて立ちましょう!」という企画意図があったそうだ。

ひとりで全店を回るというレギュレーションだったが、「全国の同姓同名の方と協力しあって達成しようとする方も出て来るかも?」という予測もあったと広報担当は明かす。

意図は分からなくもないが、「そんなの無理だよ」という意見が溢れることも予測すべきだっただろう。

■新キャンペーンを即座に開始

このキャンペーンのネット上での炎上を受け、24日にホームページ上で謝罪。即座にキャンペーンを中止した上で、翌25日の朝には新キャンペーンをスタートさせた。

今度は、4月25日~5月15日の期間に、5店舗を回って1000円以上の飲食をした方を対象に、食事券10万円分を抽選で100人にプレゼントするという内容。

結局のところ、至って普通のキャンペーンに落ち着いた。炎上は早めに対象しないと収拾が難しく、企業イメージの悪化にも繋がる。そういった意味では、ガストの変わり身の早さは見事だった。

■炎上社会への対策は…

しらべぇ編集部が全国の20〜60代の男女1,349名を対象に調査したところ、クレームを言う人に寛容なのは、過半数の62.2%だった。

グラフ何かあるとすぐにクレームが発生する世の中。特にインフルエンサーが、SNS上でクレーム・意見を発信すると一挙に拡散する。炎上商法以外では、このリスクを充分に考えて情報発信していくことも大切だ。

問題が起きた時にはスピード感を持って対策をいち早く実施する、そして隠蔽をしないことが大事なのは、言うまでもない鉄則だろう。

(文/しらべぇ編集部・おのっち)

【調査概要】方法:インターネットリサーチ「Qzoo」調査期間:2017年8月25日〜2017年8月28日
対象:全国20代〜60代の男女1349名(有効回答数)

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