菜の花とアブラナの違い、分かりますか?
2019年4月27日(土)8時0分 Jタウンネット
[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2019年4月16日放送の「仰天コロンブス」のコーナーでは、菜の花の豆知識について紹介していました。
石川県小松市の鵜川遊泉寺(うがわゆうせんじ)跡では、満開の桜と菜の花のコラボレーションを楽しむことができます。
生活に密着した植物
桜は、樹齢90年以上のものが6本も。そして菜の花は、黄色だけでなく紫のものもあります。
遊泉寺跡は昔、北陸鉄道小松線の終着駅だったこともあり、桜のある駅にしたいとの理由で桜が植えられました。
一度枯れかけたこともあるのですが、日本花の会の皆さんが手をかけて復活したという経緯があります。
菜の花は5年ほども前から地元の人たちがきれいな場所にしたいと自発的に植え始めました。
さて、この菜の花ですが、小学校の教科書では「アブラナ」と習った方も多いはずです。この2つに違いはあるのでしょうか?
実は、アブラナの花の咲いている時期だけ、菜の花という呼び方をするのです。
若い葉を食べるときは「アオナ」、種ができたときは、「ナタネ」と言います。
アオナはお浸しにして食べますし、「ナタネ」も油となり、実は見ているだけだと思っていた菜の花は生活に密着した植物なのです。教科書でみたアブラナもなじみある植物だったのですね。
(ライター:りえ160)