ベッキーさん「怒鳴りたくなるけどどうすればいい?」年子の3歳2歳、叱り方に悩み
2022年4月27日(水)7時43分 マイナビ子育て
タレントで二児ママのベッキーさんが7月2日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し、子育ての悩みを明かしました。
子育ての相談は三児ママの上戸彩さんに
(※画像はベッキーさんオフィシャルブログより)
べッキーさんは2019年に元プロ野球選手で解説者の片岡保幸さんと結婚。年子のお子さんたちは現在、3歳と2歳になりました。約7年ぶりの出演だという同番組で「今一番大変なときじゃないですか?」と聞かれると、「バタバタですね」と近況を明かします。
「3歳と2歳、自我も出てきてますので、なかなかうまくいかない。年子なんでね」と切り出し、中でも「どんなに叱っても言うこと聞いてくれなかったり。怒鳴りたくなるけど、『怒鳴ると子どもも怒鳴るようになる』って聞いて、じゃあどうすればいい? どうやって説得するの? みたいな」と、叱り方について悩んでいると打ち明けました。
ヒロミさんは二児の父として「でも、この時期はあっという間に過ぎちゃうから、(育児を)楽しんで」とアドバイスするも、自身のお子さんが小さいときは「俺があやしても泣き止まないから、子どもがちっちゃい頃は俺は全然機能しなかった」と、いまひとつ積極的に子育てできなかったといいます。子どもたちをお風呂に入れる担当だったものの、「お風呂入れてから飲みに行くとか……まだ若かったから」と反省点はあるよう。
するとベッキーさんは「旦那さんがどれだけ一緒にやってくれたかで(子育てが)いい思い出になると思います。旦那が協力してくれないと、あいつ全然助けてくれなかったなって。うちは大丈夫!」と、いかに夫婦で協力できるかが肝だといいます。
また、ママ同士の人間関係について話が及ぶと、ベッキーさんは「ママ友会みたいのがある。嫌われたくないし、いろいろ(ドロドロした部分を)見たくもないから、程よい距離感で付き合っている」と処世術を披露。
子どものスクールなどのママ友とは「程よい距離感」を保ち、育児の悩みなどは親友で三児の母となった上戸彩さんに聞くようにしているそう。ただ、ママ友とは表面的な付き合いしかしたくないと言っているようにも聞こえてしまうため、司会の東野幸治さんが「それを軽い気持ちで言うと、(ママ友も番組を)見てるから!」と突っ込むと、ベッキーさんは「大丈夫大丈夫! 今、ほんとに良い感じなんで! お互いのことが大好きなんで。“程よい距離”だから! プラスの意味です」と強調していました。
(※画像はベッキーさんオフィシャルブログより)
一方で、育児は体力勝負なので、最近は「朝起きた瞬間から疲れてますよね。20代のときは、朝起きたら『今日もラッキーハッピー!』ってなってたけど……」と、体力の衰えも明かしたベッキーさん。
まもなく第一子の出産を控えているフジテレビの山崎夕貴アナウンサーに、ヒロミさんが「今のうちに、産む前にいっぱい寝て。本当に眠れなくなるから。お母さんて本当に熟睡できるのかなってくらい起きなきゃいけないし大変よ」とエールを送ると、ベッキーさんも「いつもはボッサボサ。久々にメイクして照明当たってるのがウソみたい。一日中パジャマでいることもある」と実状を明かします。
また、「あとは旦那さんに言っといてください、『産後 ホルモン』で検索しといてって。色々あるから、旦那さんが受け止めてくれないと、こっちばっかり頑張って。旦那さんも頑張って!」と、山崎さんの夫であるおばたのお兄さんへのメッセージも伝えていました。
感情的に叱ってしまうときは
してはいけないことをどうやって教えたらよいか分からない、ダメなことはダメと伝えても理解できているか不安、つい周りの子と比べてしまう……など、子どものしつけでは多くの親が悩むものです。
特に2〜3歳ごろのイヤイヤ期の時期は、自己主張が強く、まだ上手くできないことでも自分でやりたがります。子どもが急に反抗的な態度をとったり、理不尽なことで泣いて怒ったりするので、親のイライラも募りがちです。
大人も感情的になり、ついつい大声を出してしまうこともあるかもしれません。しかし、叱るではなく「怒り」の態度で接したのでは、子どもに教えたいことが正しく伝わらず、子どももなぜ叱られているのか理解できないでしょう。
そもそも、怒鳴られたら怖いから、叩かれたら痛いから、親の言うことを聞くのでは意味がありません。怒鳴られたり叩かれたりして育つと、相手に言葉でうまく伝えられないことがあると、怒鳴ったり叩いたりして、自分の要求を訴えてしまうリスクもあります。
親だって怒鳴りたくて怒鳴っているわけではなくて、できれば穏やかな気持ちでいたいのが本音でしょう。子どもに感情的になってしまうときは「疲弊してイライラしている」または「別の問題で頭がいっぱいになっている」など、たいていは余裕のないときです。そんなときは、いったん子どもから離れてクールダウンし、冷静さを取り戻すことが必要です。同時に、片方だけのワンオペにならないような支えあいや周囲のサポートも大切です。
そして、できれば叱りっぱなしにせず、叱った後には「さっき叱ったのは、○○ちゃんが大事だからだよ」「わかってくれてありがとう」など、しっかりフォローを入れられると、子どもが失敗を糧に成長できるようになるでしょう。