コロナで品薄の消毒液、伊勢シーパラダイスが異例販売 なぜ水族館が?その理由は...
2020年5月2日(土)6時0分 Jタウンネット
[ドデスカ - 名古屋テレビ] 2020年4月22日放送の「もちネタ」のコーナーでは、新型コロナウイルス感染拡大により品薄が続く「消毒液」を販売する水族館が紹介されました。
三重県伊勢市にある伊勢シーパラダイス。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、5月6日まで臨時休業中ですが、館内の清掃などで使う消毒液を特別に販売することにしました。
なぜ水族館が消毒液を?
実は、普段から消毒液を使う量が多い伊勢シーパラダイスでは、消毒液の弱酸性次亜塩素酸水を製造する装置を導入していました。この機械を使うと、1日に約7000リットルの消毒液をつくることができるといいます。
今回、伊勢シーパラダイスでは、コロナウイルスの影響で衛生用品が不足して困っているという声を各方面から聞き、消毒液のメーカーと特別に契約。水族館でつくった「消毒液」を三重県内の企業・団体・学校・自治体といった法人向けに販売しています。
ここで気になるのは、個人へも「消毒液」を販売するのかということですが、伊勢シーパラダイスのホームページによると、個人への販売に向け、現在、生産体制を整えているそうです。
コロナウイルスの感染防止に、マスクと同様、消毒液は必要であるにもかかわらず、店頭で見かけることはほとんどありません。いろいろな施設や企業が消毒液製造に名乗りを上げてくれるのは心強いですね。
(ライター:iwatami)