【高校受験2023】愛知県公立高、校内順位の決定方式・特色選抜実施校を発表

2022年5月2日(月)11時45分 リセマム

一般選抜における校内順位の決定方式による合否への影響に関するシミュレーション

写真を拡大

愛知県教育委員会は2022年4月28日、2023年度(令和5年度)愛知県公立高等学校入学者選抜(全日制課程)の一般選抜における各高校の面接実施の有無および校内順位の決定方式、特色選抜を実施する高校・学科および入学検査の内容について発表した。

 愛知県公立高校の入学者選抜は、2023年度入試より新制度となる。一般選抜では、面接実施の有無を各高校が選択。校内順位の決定における調査書の評定得点と学力検査合計得点の扱いは、5つの方式から選択することになる。また、高校や学科の特色を生かした選抜として新たに特色選抜を実施する。

 2023年度一般選抜において面接を実施する学校は、普通科が15校(尾張学区8校、三河学区7校)、専門学科・総合学科21校の計36校(18.3%)。

 一般選抜における校内順位の決定方式は、従来の3方式に新たに2方式が加わり、計5方式から各高校の裁量で選択できる。一般選抜では、調査書、学力検査の成績、面接(実施する高校のみ)等の資料により総合的に校内順位を決定。各高校では、5方式からあらかじめ選択した決定方式によって得られた数値を基礎資料として総合的に合格者を決定する。

 校内順位の決定方式の選択結果は、普通科はIが23校(21.9%)、IIが7校(6.7%)、IIIが36校(34.3%)、IVが1校(1.0%)、Vが38校(36.1%)。専門学科・総合学科はIが43校(46.8%)、IIが20校1校舎(22.8%)、IIIが8校(8.7%)、IVが13校(14.1%)、Vが7校(7.6%)となっている。

 愛知県教育委員会では、「一般選抜における校内順位の決定方式による合否への影響に関するシミュレーション」も公開。一般選抜募集人員272人の普通科A高校の例として、新たに追加されたIV型({評定得点×2}+学力検査合計得点)は補正のないI型(評定得点+学力検査合計得点)と比べて不合格→合格、合格→不合格が各36人と説明。新たに追加されたV型(評定得点+{学力検査合計得点×2})はI型と比べて不合格→合格、合格→不合格が各18人とシミュレーションしている。

 一方、2023年度入学者選抜で特色選抜を実施するのは77校1校舎113学科。必須となる面接に加えて行う入学検査の内容は、作文が16校1校舎24学科、基礎学力検査が37校60学科、プレゼンテーションが23校27学科、特別検査(実技試験)が2校2学科。

 愛知県教育委員会Webサイトでは、一般選抜における面接の有無と校内順位決定方式、特色選抜における検査内容等について、学校・学科ごと一覧にして紹介している。

リセマム

「高校」をもっと詳しく

「高校」のニュース

「高校」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ