ブランドバッグの目利き術 第7回 3月の廃盤で価値上昇が期待されるセリーヌのバッグは、なぜ「ミニ」なのか?
2025年5月3日(土)12時0分 マイナビニュース
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百貨店やデパートのショーウィンドウに飾られるブランドバッグ。一度は憧れを抱いた人も多いでしょう。そんなブランドバッグの中には、少しの違いで超レア品に位置付けられているものが。この連載では、数多くのブランドバッグからレア品の目利きポイントをクイズ形式で紹介します。
今回のテーマは、CELINEの「ラゲージミニショッパー」です。
CELINE/ラゲージ ミニショッパー
セリーヌ(CELINE)のラゲージ(LUGGAGE)は、2011年に有名ファッショニスタや海外セレブを中心に爆発的人気となったハンドバッグです。
クロエの元デザイナーのフィービー・フィロが手掛けた新生アイコンバッグとして登場したラゲージ。両サイドのマチが横に広がった逆台形のフォルムに、フロントの真横に伸びた大きめのチャックという、特徴的な見た目が注目を集めました。
独特なデザインでありながら、スタイルを一気に華やかに見せてくれるため、カジュアル・フォーマル問わず、普段のスタイルにラグジュアリーな雰囲気をプラスできます。いつでもどこでも持ち歩きたい万能なアイテムで、ファッショニスタなら1つは持っておくべき「It Bag」と呼ばれるほど、今のファッションに欠かせない存在です。
このバッグは、セリーヌカスタマーサポートセンターに確認したところ、2025年3月2日で販売終了となったとのこと。廃番後はさらに希少価値が高まることが予想され、中古市場での需要が高く、価格が上昇する可能性があります。
この「ラゲージ ミニショッパー」は、モデル名に「ミニ」とありますが、実際手にしてみると「全然ミニじゃない!」と大きさに驚く人が多いです。それなのになぜ「ミニ」という名前がついたのでしょうか?
- A:デザインがコンパクトだから
- B:サイズ展開の中で比較的「小さい方」だから
- C:ブランドがユーモアを込めた名前を付けたから
——正解は次のページへ
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【答え】B:サイズ展開の中で比較的「小さい方」だから
ラゲージは以下の5つのサイズで展開しています。
ナノ:縦20cm×横19cm×奥行9cm
マイクロ:縦27cm×横25cm×奥行13cm
ミニ:縦30cm×横30cm×奥行18cm
ミディアム:縦32cm×横32cm×奥行22cm
ファントム:縦30cm×横52cm×奥行23cm
セリーヌの「ラゲージ ミニ」は、「ミディアム」や「ファントム」などの大きなサイズと比較すると、小さい部類に属します。そのため「ミニ」という名前が付けられていますが、実際にはタブレットや書類も収納できる十分な大きさがあるのです。
○監修:ラクサス
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