【クイズ】ミスタードーナツの「チョコファッション」はどれだ? 色や形、質感で推理できる?

2023年5月3日(水)10時49分 食楽web


ミスドの「チョコファッション」と、それに似たコンビニのドーナツ商品 | 食楽web

クイズです! 上のA〜Dの写真は、ミスド、セブンイレブン、ファミマ、ローソンで売られているドーナツです。この中で『ミスタードーナツ』の「チョコファッション」はどれでしょう?

 ミスタードーナツといえば、1971年に大阪箕面市に1号店をオープンして以来、新しいドーナツを次々と誕生させ続けている、まさに日本のドーナツ文化の先駆け的ブランド。

 その定番人気商品といえば、ご存知「フレンチクルーラー」(1973年発売)や「オールドファッション」(1975年発売)、「ポン・デ・リング」(2003年発売)など多彩。そしてオールドファッションをチョコに浸した「チョコファッション」は1983年生まれ。いまも変わらぬ人気を誇る定番ドーナツです。

 その偉大なる「チョコファッション」、実はコンビニ各社からも類似品が発売されています。冒頭の画像は、大手コンビニのローソン、セブンイレブン、ファミリーマートで売っているチョコファッション風の商品。ビジュアルがめちゃくちゃ似ています。

 でもミスド好きなら、どれがミスドのチョコファッションかすぐわかると思います。当ててみてください!

ミスドの「チョコファッション」はどれ?


コンビニの商品は個包装が特徴

 正解は…ミスドの「チョコファッション」はB! パッケージを見れば一目瞭然ですね。各商品の詳細は下の通り。

A:ファミリーマート「オールドファッションドーナツ(チョコ)」118円
B: ミスタードーナツ「チョコファッション」162円
C: セブンイレブン「チョコオールドファッション」129円
D: ローソン「オールドファッションドーナツ チョコ」127円

 ではここからは、それぞれのドーナツの特徴を紹介していきましょう。

食べるとわかるミスドの「チョコファッション」の偉大さ


ミスドの「チョコファッション」162円。直径10cm

 ミスドのドーナツは店内手作り。揚げたてを提供しているので、「チョコファッション」も、ほかの商品とはひと味違います。さっくりした食感がありつつも中はしっとり。

 コンビニのものと食べ比べてみると、ドーナツ生地のキメ細やかさが際立っており、小麦やミルク、卵など素材のコクがきちんと感じられます。しかも甘ったるくなく、油っぽさもほぼゼロ。くどさがなくて後味がさっぱりしています。


さっくりした食感と、生地自体が美味しいのがミスドの最大の特徴

 また、コーティングのチョコレートのパリパリ感とほろ苦さが、生地と相性抜群なんです。やはりミスドのオールドファッションは、申し分なく美味しくて、改めてその偉大さがわかりました。

ファミリーマート「オールドファッションドーナツ(チョコ)」118円


ファミリーマート「オールドファッションドーナツ(チョコ)」118円。直径10.5cm

 続いてファミリーマート「オールドファッション」です。今回の中ではもっとも大きく、直径10.5cm。そして生地がやや色白です。実はこれ、ドーナツ本体に、薄っすらとシロップでコーティングしているからなんです。


ドーナツ表面にシロップでコーティングされています

 そのシロップのコーティングのせいで、食感はサクッとしているものの、ミスドの「チョコファッション」のさっくり感とは違います。言うなれば“パリサク”といった感じ。そして、中の生地自体はミスドよりもしっとり柔らか。ある意味、パウンドケーキのような感じです。

 そして、シロップコーティングの影響で、4つのドーナツの中でもっとも甘い。チョコレートも苦さより甘さが立っていて、さらに油っぽさも強めなので、正直言って、後味がかなりしつこく残るドーナツでした。

セブンイレブン「チョコオールドファッション」129円


セブンイレブン「チョコオールドファッション」129円。直径9.5cm

 続いてセブンイレブンの「チョコオールドファッション」。4つの中で際立って色が濃い。焦げ茶色です。そして見た目どおり、噛むとカリカリした食感で、ドーナツというよりソフトクッキーに近いイメージ。今回の4つの中でもっとも硬い食感です。


カリッと硬い食感が特徴のセブンイレブンの「チョコオールドファッション」

 その硬さゆえに、中の生地がボロボロと崩れやすく、キメも粗め。その分、噛むと香ばしさも感じるのですが、ミスドに比べると、やはり生地自体が甘すぎる&油っぽいです。

ローソン「オールドファッションドーナツ チョコ」127円


ローソン「オールドファッションドーナツ チョコ」127円。直径9cm。3社のコンビニの中でもっともミスドの「チョコファッション」に似た味わい

 最後に、ローソンの「オールドファッションドーナツ チョコ」です。これはチョコレートが裏面全面にコーティングされているので、ひと目でミスドの商品ではないとわかりますよね。

 でもこれ、驚くことに目を閉じて食べたら「あれ、これミスドかな?」と思うくらい、よく似ているんです。


ローソンの「オールドファッションドーナツ チョコ」の断面(食楽web)

 まず食感。周りがサクッとしていて、噛むと生地はしっとり。そして生地が甘すぎない。実はこれ、ドーナツ生地に低GI砂糖を使用しているので、甘さが控えめなんです。だからチョコレートとのコントラストが効いていて、ミスドレベルに美味しい。

 ただ、よ〜く味わってみると、やっぱりミスドの「チョコファッション」のほうが生地のしっとり感が強く、ローソンの方はやや水分が少なく、ポロッとした感じもあります。そして、生地のコクの深さはミスドの方がやっぱり上。

 というわけで、見た目は似ていても、ミスドの「チョコファッション」が一番美味しい! 改めてロングセラードーナツの偉大さが再確認できました。

(撮影・文◎土原亜子)

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