最強のご飯のお供を発見! カルディの「インド醤」はカレーにも調味料にもスープにもなる超優秀調味料だった

2022年5月4日(水)10時51分 食楽web


カルディの「インド醤—あさりのアチャール—」100g448円 | 食楽web

 先日、カルディで買い物していたら「インド醤—あさりのアチャール—」というオリジナルの瓶詰めを見つけました。“アチャール”とは、インドでカレーとセットで出されたりするピクルス、つまりインドのお漬物です。

 大根、玉ネギ、人参といったさまざまな野菜を、塩やスパイスで漬け込み、長期保存できるようにするのは日本の漬物と同じですが、違う点もあります。インドでは野菜だけでなく肉や魚介も材料にするんです。なので、イメージとしては、佃煮的な要素もある食べ物です。


「インド醤 あさりのアチャール」は、漬物でも佃煮でもない謎ペースト

 ただ、このカルディで見かけた「インド醤 あさりのアチャール」は、瓶の外側から見ても、漬物とも佃煮とも断定できぬとろりとしたペースト状態。どうしても味が気になったので、ものは試しにと買ってみることに。帰宅後、食べてみると、これが想像をかなり超える美味しさだったので、その魅力をご紹介しましょう。

カルディの「インド醤」は漬物でも佃煮でもない!?


フタを開けてみると、トロトロのカレー状

 瓶のフタを開けると、やはり漬物でもなく佃煮とも違います。香りは完全にカレー。そして鼻を近づけると、アサリの香りもしっかり感じます。スプーンで舐めてみると、酸味とスパイス、生姜、そして濃厚なアサリのエキスが一体となっていて、思わず「ウマっ!」と声が漏れるほど美味。

 例えるなら、ものすごく長い時間煮込んで、コクが最大限に増した“スパイシーなシーフードカレーの原液”といったイメージでしょうか。中華のオイスターソースの二歩手前くらいの濃度。「インド醤」とはよく言ったものです。これはご飯にのせたら間違いなく美味しいはず! と確信しました。

 漬物や佃煮といった付け合わせではなく、メインを張れる味なのです。実際に白いご飯にのせて食べると、香り高く、味わい深く、ちょっと表現が難しいほどの旨さ。かなり深みがあり、旨みもたっぷり。スパイシーではあるものの、辛さはマイルドです。


「あさりのアチャール」は、ご飯に載せれば「あさりのカレーライス」になります

 旨みがめちゃくちゃ強いのはわかったけど、もう少し辛味を足したい、と思った筆者。そこで、以前買ったカルディの「食べるガラムマサラ」のことを思い出しました。ガラムマサラとはご存知のようにインドのミックススパイスのこと。カルディの「食べるガラムマサラ」は、トマトや玉ネギ、カシューナッツを材料にスパイスで煮込んだ瓶詰め調味料で、かなりスパイシーなのです。

 そこで、「あさりのアチャール」と「食べるガラムマサラ」をご飯の上にのせてみたところ…


左は、カルディの「食べるガラムマサラ」415円

 これがまさにビンゴ! 大正解でした。スパイスカレー専門店の“あいがけカレー”のような味わいに変化したのです。甘味、酸味、辛味、苦味、そしてアサリの旨味。この複雑な味わい。最高じゃないですか! しかも、やったことといえば、材料を切るでもなく、火も使わず、ただ瓶からスプーンですくってのせただけ。こんなに手抜きで美味しくていいの? と思ったほどです。

 さらにこの2つを調味料として使い、ドライカレーにしてみたら、これまた想像の上をいく美味しさ。


フライパンで冷やご飯と「インド醤」&「食べるガラムマサラ」(それぞれ大さじ1)を炒め合わせて作った即席ドライカレーも激ウマ

 ちなみにカルディの公式サイトによれば、「インド醤 あさりのアチャール」は、お湯で溶くと、あさり風味のカレースープにもなるそう。もちろんバゲットに塗ってワインのアテにしたり、ポテトサラダにちょい足ししても美味しいのは想像に難くありません。そう、使い方は無限大なんです。


左が「食べるガラムマサラ」、右が「インド醤」[食楽web]

 これからどんどん気温が上昇し、蒸し暑い日が続きそうですが、この「あさりのアチャール」は、料理をサボるにはもってこい。カレー好きの人は絶対ハマると思います。ぜひ買って、その味わいのほどを試してみてください。

(撮影・文◎土原亜子)

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