飛び込み営業を2か月で辞めた男性「トークの仕方も蛍光ペンも全く同じにしたら絶対契約できる」と言う係長

2022年5月2日(月)22時52分 キャリコネニュース

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会社は入社してみないとわからないことが多々あり、働き始めてから後悔することも少なくない。今回は電話機の飛び込み営業を約2か月で辞めた京都府の50代男性の体験談を紹介する。(文:コティマム)


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係長の営業トークは値引きではなく「ただ回線を減らしてくという嘘」



男性は某通信大手の代理店の営業職に転職した当時を振り返った。求人には「ルート営業」(編注:既存客を中心に行う営業)とあったが、「本当は飛び込み営業」だったと明かす。


男性が担当する仕事は2種類。「中小企業様に電話機を変えませんか?」と尋ねる営業と、「喫茶店にあるピンク電話を、ダイヤル回線のままでポケベルが打てる公衆電話に変える」ための営業だ。おそらく30年ほど前の話だろう。


男性は営業について、「中小企業様向けの電話は、最初に4回線で売るというやり方をして、ダメなら値引き(という方法)。実際は2回線にするだけで別に値引きではない。ピンク公衆電話の方は、まあ変えてもらえてました(喫茶店によってはランチ無料でいただきました) 」と振り返る。


しかし上司からの営業指導は役に立たなかったようだ。


「係長と全く同じトークの仕方、蛍光ペンも全く同じにしてやったら『絶対契約できる』なんて言ってたが、言ってる本人はある程度契約待ち(の案件)を持ってて、それを契約しに行くだけ。(係長の)営業トークも『値引きするから』じゃなく、ただ回線を減らしてくという嘘」


男性は「チーム長の係長とソリ合わないなど色々あり辞めました。辞める日もちゃんと退職届を出して支店長受理していただいたのに、その係長が『今日辞めろ』と。たった1日違いで色々痛い目に遭いました」と最後まで上司に苦しめられたようだ。


男性は退職について「辞めて正解でした」として、最後にこう振り返っていた。


「あんな自信たっぷりに言いながら、新人をまともに育てられないのが係長なんて。嘘を言って営業するのが苦痛だったので、結果的に良かったです」

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