訪日外国人の夜を充実!「安芸ひろしま武将隊」のパフォーマンスに熱視線

2018年5月5日(土)6時0分 Jタウンネット

[みみよりライブ5up!−広島ホームテレビ] 2018年4月25日放送の広島HOMEテレビ「みみよりライブ5up!」で、広島の新しい夜の観光イベント「サムライニンジャシアター」が紹介されました。


毎週土曜日の夜に開催


暗闇から現れ、軽快な身のこなしを披露する忍者。さらに勇ましい戦国の侍のダイナミックなパフォーマンス。


その場所は、広島市内にあるカフェのイベントホール。忍者と侍、外国人を魅了する要素を詰め込んだ全国でも珍しいステージショーが毎週土曜日の夜に開催されています。


オーストラリアから来た客は「とても気に入った!振り付けや衣装などすべて素晴らしくて楽しめた」と笑顔を見せました。


出演者は、5年前から広島市の委託を受けて広島城などでパフォーマンスやガイド活動を行う「安芸ひろしま武将隊」のメンバーです。


広島市を訪れる観光客は年々増え、いまや100万人超え。今後の観光消費拡大を目指す上で課題となるのが、滞在時間の短さです。広島を訪れる外国人観光客の4割以上が1泊か日帰りというデータも出ています。


平岡優一総合プロデューサーは、「広島にいらっしゃった海外の方が、広島で楽しめる場を提供したい、その思いでスタートしました」と言われていました。


国が掲げる2020年までに訪日外国人観光客4000万人達成を目指し、去年観光庁は、忍者をテーマにした地方誘客事業(忍者ツーリズム)への支援を発表。こうした気運を追い風に、本格的な照明や音楽演出を取り入れたライブパフォーマンスを、新たな広島の魅力として定着させたいと意気込んでいます。


広島のクールジャパン「神楽」も


滞在時間をのばし、夜間の消費活動をうながすナイトタイムエコノミーの考えのもと、県では今年度から新たなイベントを開催。


それが外国人限定の神楽ショーです。広島城や縮景園に近い、県立美術館の地下ホールで開催するこのイベントは、週末の夕方、地元の神楽団を日替わりで招き、ヤマタノオロチや滝夜叉姫など人気の演目を披露。


より理解を深めてもらおうと、テレビを設置して、演目のあらすじや台詞を字幕で説明したり、終演後に写真撮影などのサービスも行ったりしています。


日本の文化に触れる機会に、外国人観光客の評判も上々です。広島の夜を楽しむ場が、支援をきっかけに増えていくのが楽しみですね。(ライター・石田こよみ)

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