『パルワールド』仕様変更で「パルスフィアを投げて召喚する」機能を削除
2025年5月8日(木)16時16分 マイナビニュース
ポケットペアは、モンスター育成オープンワールドサバイバルクラフトゲーム『Palworld / パルワールド』において、いくつかの仕様変更を実施した。
『パルワールド』は、不思議な生き物「パル」が暮らす世界を舞台とした、最大32人マルチプレイ対応のモンスター育成オープンワールドサバイバルクラフトゲーム。パルと出会い、捕まえたり、育てたり、闘わせたり、働かせたり、売り飛ばしたり、さまざまなパルたちと協力しながら、広大な世界を思うままに冒険できる。
今回の仕様変更は、任天堂との訴訟を受けて実施される。公式Xでの投稿では、「現在提起されている特許権侵害訴訟において、『パルワールド』は原告が主張するいずれの特許も侵害していないと確信し、継続的な対応を取っております。また、原告の特許はいずれも無効であるとの主張も行っております」としつつも、「訴訟の進行状況に左右されることなく、今後、どのような状況においても『パルワールド』の開発と配信を継続できるようにするため、予防的な措置として、『パルワールド』が特許を侵害していないことがより明確となるようにいくつかの仕様変更を行いました」と説明している。
具体的には、2024年11月30日に公開したパッチv0.3.11で、「パルスフィアを投げてパルを召喚する」機能を削除し、代わりに「プレイヤーのそばに直接召喚する」仕様へと変更。パッチv0.5.5においては、グライダーパルによる滑空を、パル自身ではなく、アイテムのグライダーを使用して行う方式に変更する。なお、プレイヤーが滑空を行うには、インベントリ内にグライダーを所持し、装備している必要があるという。
【係属中の訴訟に関するパルワールドの仕様変更と今後について】日頃より『パルワールド』をご支援いただき、心より御礼申し上げます。…— パルワールド/Palworld 公式 (@Palworld_JP) May 8, 2025