岐阜県大垣市でギネス記録に挑戦 「同時に食べさせ合いをした最多ペア数」達成できるか
2018年5月9日(水)14時0分 Jタウンネット
2018年6月3日、岐阜県大垣市にある大垣公園の一帯で、とあるギネス記録に挑戦する。
そのテーマは——「同時に食べさせ合いをした最多ペア数(Most pairs feeding each other simultaneously)」だ。いったい、どんなものなのだろうか。
大垣銘菓・水まんじゅうを食べさせ合う
大垣市では、記録の達成に向け、5月18日まで参加者を募集。人数は3000人(1500組)が目標で、小学3年生以上が対象だ。原則としてペアでの申し込みが必要で、参加者に小学生が含まれる場合、保護者とペアで申し込む必要がある。雨天決行で、傘の使用は不可となっている。
食べさせ合うものは、木の升にいれた水まんじゅう。水まんじゅうは、葛粉などから作ったまんじゅうをお猪口に入れて水で冷やしたもので、明治時代に考案された。豊富に地下水が湧く大垣市の銘菓として知られる。
今回のギネス記録挑戦に至った経緯は何だったのだろうか。大垣市役所のかがやきライフ推進部まちづくり推進課市制100周年記念事業推進室の担当者に、Jタウンネット編集部が5月8日に取材したところ、
「4月で大垣市は、市制導入から100周年を迎えました。そこで、老若男女問わず、多くの市民の方々が参加できるイベントを開催したい、という狙いから、ギネス記録の樹立を目指して市民参加を促せないか、ということになりました」
と説明してくれた。大垣市としてギネス記録へ挑戦するのは「初めて」だという。「同時に食べさせ合いをした最多ペア数」の現在のギネス記録は、2017年に埼玉県吉川市が樹立した850組だという。
「現段階では1000人ほど応募者が集まっています。企業にもお声掛けをしておりまして、企業単位で多くの方も参加していただけるのではないかと期待しております。これから追い込みをかけていければと思いますね」
と、展望を語った。