【ミステリー】秋葉原の街角で「怪文書」が売っていた お菓子付きで490円から

2019年5月9日(木)20時0分 Jタウンネット

サブカルチャーの街として知られる東京・秋葉原。その街角でひそかに「怪文書」が販売されていること、ご存じだったろうか。


入手できるのは、例えばこういった手紙だ。あまりに意味が分からなすぎて、じっくり読んでいると頭が混乱しそうになる。


ちょっと怖い


この怪文書が販売されているのは、「肉の万世」秋葉原本店の隣にある自販機コーナー。華やかな肉の万世と狭い道路を1本隔てただけで、こんなにも違う景色が広がっている。


筆者も何度もこの場所に訪れているが、いつもポップコーンしか買っていない。


3つの味と言いながら、うす塩味しかないのがチャーミングだ。少し注意書きが怪しげでいかめしさも感じるが、それもこの場所の特徴。それも楽しみのひとつでもある。


怪しさ最たるものが怪文書付きのお菓子。実のところ以前から知ってはいたが、買ったことがない。


謎の文言が書かれた箱が490円、570円、1080円の3種類がラインナップ。いくつかの自販機のうち5台にこれが仕込まれている。買ったことがない理由はこの値段だ。怪しい上に決して安いとは言えない。


それ故に躊躇し続けてしまっていた。


しかし、取材の名義であれば経費で落ちる。しめたと思い、編集長に相談。見事採用されて初めて買うことになった。


今回は490円と1080円の箱を1つずつ購入。開封は麹町の編集部に戻ってから行った。


箱の表面についているのがメインの文章ではない。底に黄色のテープで張り付けられた紙があり、こちらがメインだ。


筆者はこういった下ネタが3度の飯より好きだが、サイトのためにも一部伏せ字にさせていただいた。


箱の横についているのも含めて「猥文」と言える。内容に深入りはしないが、独特の文体はダーティーでありながらも何か引き付けられるものがある。ちなみに、中身のお菓子はチョコバット(5本入り)。100円ほどで手に入るので、怪文書に390円を支払った計算になる。


正直、この時点で経費の無駄遣いをしている気がしてならない。ちゃんと申請が下りるのか不安になってきた。


次は1080円の箱。お願いだから、もう少し良いものが入っていて欲しい。


内容の狂気さが増している。ただ、ダッチ鈴木は好きだ。筆者もペンネームをダッチ大山にしてみたい。中身はキットカット(3枚入りが)4箱。1個100円程度なので、こちらは怪文書に680円近く払っていることになる。マジかよ。


職場で盛り上がるのはかなり難しいが、友人と楽しむ分には向いているであろう。ちなみに、過去に購入した知人によると、怪文書の内容は他のパターンもあるという。


ただ、購入に躊躇いがあるのは仕方ない。お金の使い道のセンスが問われそうだ。


ちなみに筆者はあまりのくだらなさに編集長から経費について雷が落ちた。

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