ビジネスマンが求める平均睡眠時間は「7.1時間」 - 睡眠時間を確保できている人はどのくらい?
2025年5月9日(金)12時25分 マイナビニュース
アサヒグループ食品が展開している機能性表示食品 「ネナイト」は、「寝起き、起床に関する調査」結果を5月7日に発表した。同調査は2025年3月24日から3月26日の期間、全国の20〜60代の男女計800人を対象にインターネットを用いて行われた。
朝の寝起きについて聞いたところ、「寝起きが良いと感じない人」は44.3%となり、日本人の約2人に1人は寝起きに課題を抱えていることがわかった。
続いて各世代の結果を見ると、「寝起きが良いと感じない人」は60代が26.7%に対して30代は66.7%となり、60代の倍以上であることが明らかとなった。
また、ここ1ヶ月間に睡眠で休養が取れているかを聞いたところ、「取れていない」と回答した人が47.1%となり、約2人に1人は睡眠で十分な休養が取れていないことがわかった。
翌朝十分なパフォーマンスを発揮するために必要だと感じる睡眠時間を尋ねたところ、若い世代は必要な睡眠時間が多い傾向がありながら、全体平均では「7.1時間」であることがわかった。一方でその必要な睡眠時間で実際に寝られる日は、ひと月のうち平均5.2割となり、ひと月のうち約半分は必要な睡眠時間を確保できておらず、日常的な睡眠不足である実態が明らかになった。
続いて、自身の日中のパフォーマンスの高さについて満足しているかを聞いたところ、満足している人が47.1%、満足していない人が52.9%となり、約2人に1人は日中のパフォーマンスに満足していないことが明らかになった。一方で、自身の翌朝のパフォーマンスを現状よりも高めたいと思っている人は約8割(78.8%)もいることがわかった。
さらに仕事中の眠気について尋ねたところ、約7割(69.6%)の人が仕事をしている日中に眠くなっていることがわかった。また1日の働いている時間のうち眠いと感じている時間を尋ねたところ、平均で35分54秒であるという事実が明らかとなった。
最後に、睡眠サプリメントを飲んでみたいかどうかを聞いたところ、ビジネスパーソンの3人に1人(32.2%)が睡眠サプリメントを飲んでみたいと回答した。またビジネスパーソン以外の人は飲んでみたいと思っているのは19.0%となり、その差が13.2%もあることがわかった。
飲みたいシーンの上位は「寝つきが悪いとき」(50.2%)、「疲れているとき」(45.0%)、「すっきり目覚めたいとき」(43.7%)となり、入眠時だけではなく起床時のすっきりした目覚めにも期待をしていることがわかった。