90歳、月10万円で都営住宅ひとり暮らし家計の内訳大公開。独自の「ざっくり家計管理法」でケチケチ節約はしていません【2023編集部セレクション】

2024年5月8日(水)6時30分 婦人公論.jp


私の楽しみは毎日の晩酌なので、月々1万円ぐらいは、吞み代がかかっています(写真提供:宝島社)

2023年に配信したヒット記事のなかから、あらためて読み直したい「編集部セレクション」をお届けします。(初公開日:2023年5月10日)。
******昭和7年生まれ、2022年に90歳となった大崎博子さんは、都営住宅でひとり暮らし。78歳からパソコンをはじめ、日々のくらしを綴ったTwitterは大人気で、フォロワー数20万人を超えています。「後期高齢者」を《高貴香麗者》と表現する大崎さん。お金がなくても、日々のちょっとした工夫で生活は整い、心も体も健やかでいられると語ります。毎日を朗らかに過ごす心がけとは——。

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月10万円ちょっとでも幸せに暮らしています


私の1ヵ月の生活費は、10万円とちょっと。そう言うと驚く人がいます。持ち家ではありませんが、都営住宅団地に住んでいることが大きいでしょうか。

都営住宅団地では、家賃は収入によって決められています。私の場合は収入もないし、高齢者であることも考慮されて、とても安いんです。

日々の生活費については、お金をかけなくても心豊かに暮らせると思っています。だから、きっちりと節約して欲しいものまでがまんしているというわけではないんですよ。

私の楽しみは毎日の晩酌なので、月々1万円ぐらいは、吞み代がかかっています。お値ごろでおいしい、カルディコーヒーファームで売っている1本約700円のワインをまとめ買い。一度に4本、重いけれど手に提げて帰りますよ。

ただ、最近は、何かを欲しい、買いたいとは思わなくなりましたね。生活に必要なものはもうだいたい揃っているし、長持ちするものが多いこともあって、今あるもので十分暮らしていけます。だから、できるだけこれ以上ものを増やさないようにしています。

もちろん、お得なことは大好きです。PayPay(ペイペイ)のポイントも貯めていますし、近所の靴屋さんや家電店のポイントもしっかり貯めています。

近所のスーパーでは、いつもはクレジットカードで買い物をしていますが、現金で買うとポイントがお得になる日は、現金で払っています。そのように、工夫しながら買い物するのって、楽しいですよね。

月10万円で楽しく暮らす「節約の知恵」実用編
家計簿いらずの家計把握術



家計簿をつけるのは面倒なので、レシートを見ながらスケジュール帳にその日使った金額を書き込むだけ。(写真提供:宝島社)

家計をきちんと把握したいけど、毎日細かく家計簿をつけるのは面倒……。そんな方におすすめなのが、毎日使った金額だけつける1日1行家計簿日記です。慣れてきたらステップアップしていきましょう。スマホの家計簿アプリを使うのも便利です。

【1日1行家計簿日記のすすめ】


〈Step1〉使ったぶんだけ記入する家計簿日記

1日1行日記のように、スケジュール帳などにその日、使った金額(合計でもOK)を記入するだけ。買い物から帰宅したら、忘れないうちにメモしましょう。これだけでも、毎日の変化を把握できます。

〈Step2〉必需品と余計な出費を分けて記録

1日1行家計簿日記に慣れたら、「必需品の支出」と「余計な出費」に分けて支出を記入しましょう。余裕があれば、必需品は食品と日用品費に、余計な出費は娯楽費(外食や趣味の費用)と特別費(冠婚葬祭費など)に分けると節約ポイントが明確に。

〈Step3〉削るべき支出をチェックする

食費がかなり増えた、趣味にお金を使いすぎたなど、週1回、支出を見直して使いすぎたと思うところに〇をつけましょう。削るべきポイントが明確になり、決めた予算を守れるようになります。


『90歳、ひとり暮らしの知恵袋』(著:大崎博子/宝島社)

【家計簿アプリを活用してみる】


スマホの家計簿アプリは、ほとんどが無料で使えるので、自分に合うかどうか、一度試しに使ってみるといいでしょう。中には、レシートを撮影するだけで入力が完了するアプリもありますが、レシート撮影は有料というアプリもあるので注意を。

●Zaim(ザイム)

レシート撮影で商品名から金額まで自動で入力。予算残高に合わせて色が変化するなど、収支が一目でわかる。銀行口座やクレジットカード、電子マネーなどと連携できるほか、毎月の記録をプリントできる。

●マネーフォワードME(ミー)

レシート読み取り機能で、毎日の支出を食費や日用品費などに自動で分類。銀行口座や証券口座、電子マネーなどと連携して家計簿を自動的につけたり、手持ちの資産を可視化してくれたりする。

●袋分家計簿

レシート読み取り機能や銀行口座などとの自動連携はないが、シンプルな設計で、収支管理がしやすい。どのカテゴリーの支出割合が大きいか、いつ使いすぎたかなどをグラフ化してくれるので、無駄遣いを減らせる。

本格的な家計簿は面倒なのでつけていません。
1000円以上使ったときは、日記に金額を書き込んで、ざっくり家計を把握しています。(大崎さん)

※本稿は、『90歳、ひとり暮らしの知恵袋』(宝島社)の一部を再編集したものです。

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