ファミリーマートが5月に「ポケチキ」などの新商品を続々投入

5月10日(金)19時20分 マイナビニュース

ファミリーマートが5月より新商品を続々と投入する。ひと口サイズのフライドチキン「ポケチキ」を新発売し、チルド弁当はラインナップを大幅に拡充。新タイプのグルメサンドイッチ、アイス抹茶ラテといった若者や女性向けの新商品でも顧客拡大を狙う。

○ポケチキで女性客を狙う

ポケチキは、ナゲットと唐揚げの良いとこどりを狙ったフライドチキン製品。新鮮な鶏むね肉を使用、肉粒感のあるジューシーさが特徴で、食べやすいひと口サイズになっている。

価格は200円(税込、以下同)で1箱5個入り。発売当初はプレーン、チーズ、ホットの3種類を用意する。発売日は5月14日で、販売店は全国のファミリーマート約16,400店。

商品・物流・品質管理本部の川口雅洋氏が開発の経緯を説明した。現在、ファミリーマートのフライヤー全商品の客層は男性57.4%:女性42.6%と、男性がやや多い。これは定番商品のフライドチキン「ファミチキ」に関しても同様の傾向がある。

ところがフライドポテト「ファミポテ」だけは、男性44.6%:女性55.4%と女性の比率が高いとのこと。この理由について、川口氏は「小分けにして友人や子どもとシェアできることも、支持されている要因のひとつではないか」と分析する。

そこで、女性層の顧客拡大のためにポケチキを開発した。「繊維を壊さないよう、粗めにカットした鶏むね肉を薄衣でまとい、ジューシー感とスナック感を両立させています。女性にも食べやすい一粒約5cmのサイズにしました。店舗の内外にポケチキのポスターやのぼりを掲げて、ポケチキ一色にして販売を推進していきます」と川口氏。夏には新味も追加予定とし「常に、売り場に刺激と楽しさを加えながら展開できたら」と意欲を見せる。

筆者も試食の機会を得た。鶏皮を混ぜ込み、隠し味に塩麹が使われているというプレーンはシンプルなのにやみつきになる味わい。

一方でチーズには鶏肉と相性の良いチェダーチーズが使われており、子どもの間食としても人気が出そうだ。そして肉を6種類の、衣を4種類のスパイスで味付けしたホットは、食後に辛さを感じる、優しくコクのある味わいになっていた。
○健康志向のチルド弁当を充実

また、チルド弁当のラインナップを拡充する。現状では、定温弁当75%:チルド弁当25%の割合で販売しているが、これを2019年には定温弁当60%:チルド弁当40%にしていきたい考え。

狙いはポケチキと同様、女性客の新規獲得だ。商品・物流・品質管理本部の池内晴彦氏は「これまで弁当というと、どうしても男性の比率が高かった。しかし、もっと女性客を獲得できるのではないか」とし、チルド弁当なら20〜40代の女性層にリーチできると説明する。その具体的な施策は?

池内氏は、チルド弁当ならではのメリットを活かせば、女性に響くメニューづくりができると説明した。例えばチルド弁当は低温で管理するので、添加物を従来比で約40%も削減できる。

また野菜・生サーモン・とろろ・おくらなど、チルドならではの食材で弁当の彩りも充実できる。従来の玉子系・中華系の弁当に加えて、女性に人気の洋風系・エスニック系のメニューも増やす方針。ちなみに定温弁当は約15時間で廃棄となるが、チルド弁当は約72時間もつため、買い置きにも適しているという。

現在の客層構成比は、定温弁当なら男性71%:女性29%、チルド弁当なら男性59%:女性41%。今後はチルド弁当の充実により、客層構成比を男女で半々になるまで女性比率を押し上げていきたい、と川口氏。

そこで気になる新メニューだが、直近では5月14日より「とろ〜りチーズソースのデミハンバーグ丼」(498円)、「まぜて食べる!ガパオライス」(498円)、「鶏むね肉と野菜の和風醤油丼」(498円)、「だし香る!ロースかつ丼」(550円)、「醤の辛さひろがる!四川風麻婆豆腐丼」(398円)の5種類のチルド弁当を全国の店舗で順次発売していくという。

○サンドイッチにアイスドリンクも投入

このほか、新しいタイプのサンドイッチ「グルメサンド チキン南蛮」(348円)、「グルメサンド ナポリタン」(200円)を5月7日より全国で販売している。

サンドイッチらしからぬ(?)食パン1枚をU字に丸めて具材をサンドした形状で、ボリューム感をもたせているのが特徴。こちらの新商品がターゲットにしているのは、ファミリーマートの調理パンをあまり購入しない20〜30代の男性だ。

ドリンクメニューには「FAMIMA CAFE」の新商品として、「アイス抹茶ラテ」「アイスココア」(ともに258円)を5月12日より全国で発売する。-198度の液体窒素で瞬間凍結させたビーズアイスに、コーヒーマシンのホットミルクを注いでつくる。江崎グリコの独自技術を採用しているという。

なお「アイス抹茶ラテ」「アイスココア」のターゲットも女性層。普段、コーヒーを購入しない(コーヒーの購入層は男性66%:女性34%)女性層を取り込むことで、顧客拡大を図る。2019年度の販売目標は1200万杯と定めている。

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