昭和レトロブームで人気のクリームソーダ。誕生したのはいつ?生みの親は?飲み方は?豆知識と楽しみ方
2024年5月11日(土)12時0分 婦人公論.jp
イメージ(写真提供:Photo AC)
昭和レトロを代表する飲み物、「クリームソーダ」。ポップでかわいい見た目がSNS映えすることなどから、いま若い世代を中心に注目を集めています。また、4月から放送されているテレビ朝日系ドラマ『Destiny』にも、女子大生・及川カオリ(田中みな実)が好んだ飲み物としてたびたびクリームソーダが登場。これにちなんで現在開催中の『Destiny』コラボカフェでもクリームソーダが提供されています。今回はそんなクリームソーダの豆知識と楽しみ方をご紹介します。
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クリームソーダの始まりは?
クリームソーダの始まりは、明治35年(1902年)、資生堂の創業者である福原有信が、東京・銀座にあった資生堂薬局内にソーダ水とアイスクリームを提供する「ソーダファウンテン(現在の資生堂パーラー)」を開設したのがきっかけです。
クリームソーダの正確な誕生年については不明ですが、少なくとも大正11年(1922年)にはソーダファウンテンのメニューに掲載されていたことがわかっています。
しかし、発売開始当初はかなりの高級品で、庶民が気軽に飲めるようなものではなかったようです。
クリームソーダが広く親しまれるようになったのは戦後のこと。庶民の暮らしが豊かになった高度経済成長期以降に全国の喫茶店やデパートで提供されるようになりました。
なお、当時資生堂のソーダファウンテンで提供されていたクリームソーダのレシピは資生堂パーラーに受け継がれており、今も味わうことができます。
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クリームソーダを楽しむ
<どうやって飲む?>
クリームソーダの飲み方がわからないという人は多いようです。SNS上では、「クリームソーダ、飲み方がわからない」「飲み方これであってる?」などといった戸惑いの声が見られます。
実際にどのように飲まれているか調べてみると、こんな方法が挙げられていました。
・先にアイスを食べ切ってからソーダを飲む
・最初にアイスを食べ、溶けてきたらソーダと混ぜて飲む
・アイスを食べる、ソーダを飲む、を交互に繰り返す
・先にソーダを飲んでから溶けかけのアイスを食べる(ただし、「アイスが氷と混ざってうまく食べられない」という声も)
クリームソーダに正しい飲み方はなく、どうやって楽しむかは個人の自由といえそうです。
<グッズも多数展開中>
見た目のかわいさでも熱視線を浴びるクリームソーダ。人気の高まりを受け、近年はクリームソーダをモチーフにしたグッズが多数販売されています。
文房具、キーホルダー、ファッションアイテムなど幅広く展開されていて、普段使いするアイテムとして取り入れやすいのが魅力です。
<作り方>
クリームソーダは材料さえあれば5分程度で作ることができます。暑くなるこれからの時期に、見た目にも涼しいクリームソーダ作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(材料)
・氷 適量
・かき氷シロップ(メロン※) 大さじ3〜4
・炭酸水(無糖) 200cc
・バニラアイス 適量
・さくらんぼ 1個
※お好みでかき氷シロップの色を青、ピンク、オレンジなどに変えてもOK
(作り方)
(1)グラスに氷を入れる。
(2)かき氷シロップを注ぐ。
(3)炭酸水を注ぎ、よく混ぜて炭酸を少し抜いておく。
※よく混ぜないままアイスをのせると、炭酸水があふれてしまうことがあります
(4)氷の上にバニラアイスをのせ、さくらんぼを飾る。
『残暑を乗り切る「レモン氷」レシピ。料理に加えて夏バテ対策!おすすめ麺レシピ3つ。好きなドリンクに入れても楽しい!』はこちら
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