「研ぎ澄まされてた」「刺さる」阿部寛“進藤”の言葉に共感の声上がる…「キャスター」5話

2025年5月12日(月)11時15分 シネマカフェ

「キャスター」第5話(C)TBS

阿部寛が主人公を演じる「キャスター」の5話が5月11日に放送。進藤の言葉に「研ぎ澄まされてた」や「刺さる」などの声が上がっている。

テレビ局の報道番組が舞台の本作は、型破りなキャスターが闇に葬られた真実を追求し悪を裁く物語。主人公でキャスターの進藤壮一を阿部寛、JBNの国定義雄会長を高橋英樹、ニュースゲートの総合演出の崎久保華を永野芽郁、新人ADの本橋悠介を道枝駿佑、局長の海馬を岡部たかし、チーフディレクターの梶原を玉置玲央、社会部の恵梨香を菊池亜希子、サブキャスターの小池を月城かなと、編集の尾野を木村達成が演じている。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

チーフディレクターの梶原(玉置玲央)が警察官による暴行事件のもみ消し情報を入手した。梶原と旧知の仲である赤坂南署の竹野署長(緒川たまき)が内部告発をしたいと申し出たのだ。進藤(阿部寛)たちは竹野のインタビューに向かうが、約束の時間になっても彼女は来ない。それどころか竹野は暴行事件自体を否定する緊急会見を開いていた。

梶原は社会部の恵梨香(菊池亜希子)が警察上層部に情報をリークし、竹野に圧力をかけたのではないかと考え——というのが5話の展開。

過去に警察上層部と暴力団との癒着を協力して暴いたことがある梶原と竹野署長だったが、竹野署長は口をつぐむ。梶原は問い詰めにいくが、彼女は盗聴されている可能性があると会話もままならない。そんな中、梶原は調査を進める中で警察署との関係を悪化させ、JBNは警察署を出禁になる。そしてその結果、制作会社に所属する梶原はクビを言い渡されるのだった。

参事官に接近した恵梨香は、彼の依頼で進藤を呼ぶ。そしてそこで、進藤は警察官から暴行を受けた被害者の女性が勤務先のガールズバーで暴力事件を起こした情報を手に入れ、早速翌日のニュースで放送する。出禁も解除されるが、警察が優位になるようなネタを流したことに一部のスタッフは納得ができずにいた。

1日署長をすることにした進藤は、忘れ物をしたと言って署長室に潜り込み、竹野が梶原に残したパスワードから隠蔽された情報を掴む。調書を作成した深川から証言を得られることになるが、参事官が彼女に接触。証言はしてもらえなくなり、進藤は華にJBNの中に内通者がいると告げる。

梶原は、竹野からUSBを入手。一方華は内通者を炙り出すために、バイク便で証拠が届くと嘘の情報を流すのだった。その結果、恵梨香の上司で社会部の部長・駒井が内通者であることがわかる。

一方、参事官は巡査部長の暴行事件を公にし、自身の隠蔽への関与を消そうとする。しかし、巡査部長のパソコンから、参事官が反社会勢力と繋がりがあり、入金も受けていたことがわかる。

本件を報じた進藤の「組織の論理が個人の信念を支配するからです。権力の下では、事実よりも都合が優先される。誰かが不正を指摘すれば空気が読めないと疎まれ、正義のためと声を上げれば組織を乱すなと封じられる」という言葉に、SNSでは「セリフも研ぎ澄まされてたし過去一良かった」や「最後の進藤の言葉が刺さった。組織の中で良心が死んでいく・・ 内部告発、隠蔽……ドラマでは暴かれてすっきり!」、「ラストの長台詞、ササるわ」などの声が。

また、進藤と華に因縁のある謎の団体が今回事件に登場した反社会勢力と繋がりがあることも判明。団体の存在に「めっちゃ気になります!」や「闇が深過ぎる」、「臓器売買やら移植やら……華ちゃんと進藤さんの過去の因縁が徐々に浮かび上がってきたな」などの声が上がっている。

【第6話あらすじ】

「脳死と診断された夫の肺を娘に移植したい」という藤井真弓(中村アン)の必死の訴えを取材した華(永野芽郁)は、移植を阻んでいるのが現行の臓器移植制度であることを「ニュースゲート」で伝える。放送をきっかけに広がる、藤井親子を応援する声。ところが、週刊誌の記事で真弓への同情は一気に非難へと変わってしまう。

真相を確かめるため、華は本橋(道枝駿佑)を連れて真弓が利用している「医療サポートセンターひまわりネット」へ。そこは進藤(阿部寛)もずっと追っていた団体で——。
「キャスター」は毎週日曜21時〜TBS系にて放送中。

シネマカフェ

「キャスター」をもっと詳しく

「キャスター」のニュース

「キャスター」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ