「Alipay+」利用者の人気渡航先ランキング、日本は2位に - GWは訪日客の地方での決済額が増加

2025年5月12日(月)11時48分 マイナビニュース


アントインターナショナルは5月9日、Alipay+が提携するEウォレットの消費データによる最新トレンドを発表した。
○Alipay+を利用する旅行客、日本が人気渡航先2位に
2025年ゴールデンウイークのコア期間中(5月1日〜5月5日)(以下、「GW期間中」)、訪日外国人旅行者による消費が前年を大きく上回り、日本は総決済額において、Alipay+を利用する旅行者の人気渡航先で第2位となった。
Alipay+は、同社が開発・運営するクロスボーダー決済およびデジタル化ソリューションを備えた統合型ウォレットゲートウェイであり、現在グローバルで約9,000万の加盟店により導入されている。アジアおよび欧州の36のEウォレット(中国本土におけるAlipayを含む)の利用者は、70以上の国と地域で自国の決済アプリをそのまま利用することができ、旅行先での両替や現金携帯が不要である。日本では、2025年5月8日時点で19の海外Eウォレットと銀行アプリに対応している。
同サービス利用者の国・地域別決済額ランキングによると、GW期間中の人気渡航先は、香港特別行政区、日本、マカオ特別行政区、韓国、タイ、マレーシア、シンガポール、フランス、カナダ、イタリアの順となった。
○訪日外国人旅行者の消費動向
百貨店や家電量販店など多様な店舗で活発な消費が見られ、都市部のみならず地方においても訪日外国人旅行者の購買行動の増加が確認された。同社の統計によると、GW期間中における外国人旅行者による日本の地方でのAlipay+決済額が前年同期間比で顕著に伸びた。特に福井県、和歌山県、群馬県では100%を超える伸びを記録した。このほか、鹿児島県、香川県、長野県、岩手県、熊本県、滋賀県、青森県でも顕著な増加が見られた。
○デジタル決済で広がる旅行者の現地体験
同サービスは定期的に加盟店と協力して共同キャンペーンを実施しており、今年のGW期間中も旅行者向けキャンペーンが行われた。日本では、百貨店、家電量販店、空港免税店など計35のブランドがこのキャンペーンに参加した。
訪日外国人旅行者の間では、日本でよりパーソナライズされた、現地ならではの体験を求める傾向が一層強まっている。GW期間中、消費カテゴリーの中で「小売」が最も多くの支出を占め、特に百貨店や家電量販店での需要が高まった。また、シェアサイクルの利用など、新たな消費トレンドも見られている。

マイナビニュース

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