不思議な“白いダンゴムシ”を育ててみたら…… 「ガラス細工みたい」笑っちゃうほど衝撃な姿に「姪っ子に見せたら欲しがる」
2025年5月12日(月)21時35分 ねとらぼ
“白いダンゴムシ”の姿とは
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「こうちゃがーでん」。モルモットをはじめとした小動物や爬虫類、淡水魚など、100匹以上の生き物と暮らす投稿者のこうちゃがーでんさんが、飼育している動物たちに関する情報を発信しています。
以前は生き物100匹と暮らす、会社員のナイトルーティーンを紹介し話題となりました。今回はこっそりと飼育していたという、白くて黄色いダンゴムシを紹介してくれるようで……?
これまでモルモットを中心に、“もふもふした生き物”の動画を多数投稿してきたこうちゃがーでんさん。こっそり飼育していたダンゴムシが増えたため、新たなお家を作る様子を見せてくれるようです。
実は以前から飼育していたものの、これまではモルモットやネズミの中に突如現れるダンゴムシはどうなのか……という思いがあり、動画にしていなかったのだとか。しかし意外とかわいいため、今回動画にして紹介することを決めたようです。
こうちゃがーでんさんによると、ダンゴムシは名前に「ムシ」と付くけれど昆虫ではなく、エビやカニなどと同じ甲殻類の仲間なのだそうです。そんなダンゴムシは数が増えすぎると排せつ物まみれになったり、共食いをしたりしてしまうことがあるのだとか……。
こうちゃがーでんさんが飼育しているのは、「マジックポーション」と呼ばれる種類のダンゴムシ。真っ白な体に、黄色と黒の点があることが特徴で、日本の屋外でよく見かける「オカダンゴムシ」と同じ種類なのだそうです。
ダンゴムシについて説明したあとは、ダンゴムシの新居を作っていきます。古い住まいでは大きなダンゴムシが2匹くらい死んでしまい、さらにダニも出てきてしまったので、ちょうどリセット時なのだといいます。
まずは、ベビーが1匹いた底床を皿に取り出してから作業します。ダンゴムシたちの新居にはコバエシャッター付きのプラケースを、底床には広葉樹のクワガタ専用マットをチョイス。ダンゴムシの底床にはサラサラのものを使ったほうが潜りやすく、エサにもなっていいそうです。
敷いた底床の上には、ダンゴムシが好むかもしれないクヌギとコナラの底床をパラパラとまいておきます。さらに乾燥しているところと乾燥していないところがあったほうがいいらしいということで、水苔も入れ、霧吹きで水をかけておくことに。なお、底床は使用前にレンジでチンするか冷凍しておくと、ダニやトビムシなどが湧きにくくなるそうです。
新居の準備が整ったところで、取り出しておいた底床をほじくり返してみると、中から大量の小さなダンゴムシが出てきました。ダンゴムシは硬い殻を持っていますが、小さいときや脱皮中は体が柔らかく、つぶれてしまう可能性もあるそうです。そのため体が柔らかい時期は、特に慎重に扱ったほうがいいのだとか。
動き回るダンゴムシたちを新居に入れてみたところ、全てのダンゴムシが霧吹きをしておいた“乾燥していないエリア”に集まっていました。小さなダンゴムシたちにとって、今は湿度が必要な時期なのかもしれませんね。
なお、こうちゃがーでんさんのお家では、ダンゴムシにメダカのエサを与えているそうです。しかし、直接土の上にメダカのエサを置くとカビてしまうため、新居では先ほどまでダンゴムシを入れていた皿にエサを置いておくことに。
また、こうちゃがーでんさんによると、ダンゴムシを飼育しているとたまに全滅してしまうことがあるそうです。そこで「そういった事故が防げるかもしれない」という思いもあり、今回飼育する容器を2つに分けてみたのだとか。
まだまだ体が小さいダンゴムシたちが、彼らよりはるかに大きな皿に乗ったエサを食べられるのだろうか。どうにもこうにも心配で、最後は土の上にも少しエサを置くことにしたこうちゃがーでんさんなのでした。
動画には、「もふもふ達の中に突如現れるダンゴムシ、最高っす!」「ダンゴムシかわいいですね」「ダンゴムシ飼うなんてすごい」といったコメントが寄せられています。
こうちゃがーでんさんはYouTubeチャンネル「こうちゃがーでん」のほか、XやInstagramでも動物たちに関する情報を発信しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「こうちゃがーでん」