“御朱印”待たされ巫女恫喝も、浅草神社「大変残念」

5月12日(日)9時44分 ナリナリドットコム

浅草神社は5月10日、Facebookを更新し、今年の“三社祭特別御朱印”の頒布見送りを案内。同時に、神社職員や巫女に対する暴言や恫喝などの実態を明かし、「御朱印の本来の意義を今一度ご理解頂きたく存じます」と呼びかけている。

Facebookに更新された「三社祭期間中の御朱印対応について」では、まず、4月27日から5月6日にかけて頒布した、数量限定の「平成」「令和」特別御朱印について言及。この特別御朱印は「予想を大幅に上回る皆様にお求め頂き、連日早い段階で限定数に達してしまい、また整理券の配布も当社がその日に対応できる数しか配布できず、多くの方が御朱印をお受けになれない事態」になったという。

また、「御朱印の授与迄には長時間お並び頂き、お待たせする結果となり、大変なご負担とご不便をお掛け致しました」とお詫びした。

もちろん、これは「お参りくださった全ての方に御朱印をお頒かちできるよう、整理券の配布や参拝証明書の発行等の対策を行い、その時にできる全力を尽くして」きた上での結果だが、対応に当たっている神社職員や巫女に対して、次のようなことがあったという(※Facebookより)。

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暴言・恫喝また暴力に近い行為に及ばれる方
1人の職員を取り囲み罵声を浴びせられる方々、
説明をしている最中に大声を出し遮られる方、
遠方よりお越し頂いている事を理由に特殊な対応を求められる方、
整理券をひったくるように受け取られる方、
神社をサービス業と捉えられ、受付時間の変更を提案される方、
「こっちはお客さんだぞ」と仰る方、、、(こちらは二度と来社されないでください)
ましてや、神社が税金で維持管理されていると思っている方、
そして、神社に対し、全ての方に合わせた対応・改善を現場やSNS等で求められる方、
その時その時の対応を批判される方々が何人もいらっしゃいました。

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こうした人たちには「祈りと感謝を捧げる信仰の場である神社に対し、個人の価値観による利便性を求められる風潮となり、大変残念に思います」とコメント。さらに特別御朱印や参拝証明書が「ネットオークションやフリマアプリにて転売すらされています」という現実に、「当社と致しましても断じて看過することはできません。この行為により、当日御朱印を受けられなかった方がいると思うと悲しくて仕方ありません」と、怒りと悲しみをつづっている。  

そうした事態が起きている中で、近く「三社祭」が行われるが、「毎年この祭礼期間には、三社祭特別御朱印を頒布しており、既に多くの方にお問い合わせや特別御朱印頒布のご要望を頂いております。当社と致しましても、令和元年の記念すべき祭礼に合わせて多くの方に特別御朱印をお受け頂きたいところですが、先に記した今回のような事態を鑑みて、また祭礼期間中の混乱を避ける為にも、今年の三社祭特別御朱印の頒布は残念ながら見送らせて頂きます」と、見送りを決めたという。

また、通常御朱印については頒布を予定しているが、「祭礼期間中に先に記した同様の事態が発生した際は、通常御朱印の頒布も直ちに取りやめさせて頂く場合もある事をご承知おきください」とクギを刺した。

ちなみに、ほとんどの人は「その時の状況に合わせご理解頂き、時には暖かい励ましのお言葉を我々職員に掛けてくださる方もいらっしゃいました。その有り難いお心持ちに心から感謝するばかり」とのこと。そのため、「皆様方には、当社の御朱印に対する考えを含め、諸事ご賢察頂き、ご理解ご協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。当社と致しましても、御朱印の本来の意義や神社の正しい在り方について今後一層ご理解が深まりますよう、また、参拝者全ての方が心静かにご参拝ができる心の拠り所となるよう、神職・職員一同、神明奉仕に努めて参ります」と結んでいる。

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