男女平等・女性の社会進出に戸惑う女性に意見続々 「悔しくない?」「女の敵は女」

5月13日(月)7時0分 しらべぇ

考える女性(fizkes/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

昨年「世界経済フォーラム」が発表した「ジェンダー・ギャップ指数」(世界各国の男女平等度合いを指数化)では、日本は149カ国中110位との結果になった。

日本では1999年に男女が互いに人権を尊重しつつ、能力を十分に発揮し男女平等な社会を実現するための法律「男女共同参画社会基本法」が施行された。しかし、世界と比べるとまだ「男女平等」は遅れているということになる。

しかし、考え方は十人十色。男女で平等であることを特に求めていない人もいるのも確かだ。女性専用匿名掲示板「ガールズちゃんねる」では、「男女平等じゃなくても良いのにって思ってる人」とのスレッドが立ち、多くの意見が寄せられている。

■「男女平等」の声に戸惑い

「男女平等」とひとくちに言っても「法律上の扱い」「権利と義務」「職種」「社会的地位」など、視点や考え方は様々だろう。

投稿者は「男性に混じってバリバリ仕事をしたいとか、出世したいとか、お茶汲みは嫌だとか全く思いません」「事務所の引越しなどの力仕事から外されても腹も立ちません。ありがたいとすら思っています」との意見のようだ。

そのため、「最近は何でも平等! 女だって社会進出したい!」との声に戸惑いを感じているといい、意見を募っている。

■「優遇されていることも」「女の敵は…」

多数の意見の中には、体の大きさなど性別の違いによって役割があるのも仕方ない、との意見や女性が受けている優遇を忘れてはいけないとのコメントが寄せられている。なかには「女の敵は女」との声も。

「得意不得意は性別関係ないこともあるけど、体の大きさ、力の強さは性別での違いもある。それに応じた仕事や役割があるのも仕方ないと思う」

「女性専用車両とか映画のレディースデーとか、バイキングで女性はかなり安く設定されてることもある。声をあげることは必要だけど、優遇されてることもあることも忘れちゃいけないと思う」

「バリバリ働きたい人の事は尊敬するけど、専業主婦を『そういう人がいるから、男女平等にならない』みたいなこと言われたときは、女の敵は女だと思ったよ」

■「声を上げ続けていかなければ」

一方で「声をあげること」の必要性・重要性も多く見られる。「平等」という言葉への解釈についても様々な意見が。

「ただ女性に優しくしろ!って人が声をあげる人がややこしくしてる気がする。平等っていうのは同じ権利を持つこと。これに声をあげ続けていかなければいけない」

「色んな人の声を聞いてると『なにを持って平等というか…』とわからなくなってくる。でも処遇や給料など、平等にすべきことは沢山あると思う。日本は遅れすぎてる」

「男女平等って同じ内容の仕事をするってことじゃないでしょ。女の立場が下ってことがおかしいんじゃない? 「女だから…」ってナメられるとか悔しくない? それは声をあげていこうよ」

■「女性に優しい会社」に勤めている人は…

しらべぇ編集部が、全国20代〜60代の会社員の女性177名を対象に調査したところ、「自分は女性に優しい会社に勤めていると思う」と答えた人の割合は35.6%。

女性

なにをもって「優しい」というのかはそれぞれだろうが、男女平等が推奨される現代で、女性を雑用係にしたり、給料を低く設定したりなど、女性を下に見ている会社も少なくない。

声をあげる女性が多くなり、女性の働きを認めない会社は、時代に取り残されて衰退していくのだろう。

(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳)

【調査概要】方法:インターネットリサーチ「Qzoo」調査期間:2018年5月18日〜2018年5月21日
対象:全国20代〜60代の会社員の女性177名 (有効回答数)

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