奈良・鎌倉より大きな大仏3連続 兵庫の山あいに大迫力の山寺がある理由

2023年5月14日(日)6時0分 Jタウンネット

[かんさい情報ネットten.—読売テレビ]2023年5月3日放送の「Let's Go若一調査隊」のコーナーでは、兵庫の山奥にある大仏の話題を取り上げていました。

日本で大仏様といえば、奈良・東大寺の「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」(像高14.98メートル)、神奈川・高徳院の「鎌倉大仏」(像高高さ11.31メートル)が有名ですよね。

しかしそれらを上回る大きさの大仏様が、それも3体も兵庫・香美町(かみちょう)にあることを知ってますか?

その大仏があるのは自然豊かな山あいに佇む「川会山 長楽寺」。約1300年前に開かれた山寺で、歴史は古いのですが、並んでいるのは新しめの立派な建物。

実はこれらは、ある実業家から225億円とも言われる費用を寄進されて建立したものなんです。巨大な大仏殿には、それぞれ高さ15.2〜15.8メートルもある金箔貼りの大仏様が3体も鎮座しています。

なんと木造の大仏座像では世界最大級の大きさなんだとか。

実業家が、妻の地元で

全ての費用を寄進したのはタクシー会社「相互タクシー」創業者・多田清さん。長楽寺があるのが、彼の妻の出身地だそうです。

大仏は中国の仏師延べ2万人が年月をかけて制作。132万枚もの金箔が使われていて美しく輝いています。

境内にある五重塔は日本で2番目に高い70メートルの高さがあり、5階まで上ることができます。そこからは素晴らしい景観が楽しめるとのこと。

こんなに立派な大仏様が兵庫にあるなんて知りませんでした。

機会があれば訪れてみたいです。

(ライター:まみ)

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